これは炭を焼く窯なんです。炭といっても竹から作る炭なんです。


ここは吹田市の北千里高校。その敷地の中に作られた窯で、今日も竹炭が焼かれています。もともとこの地域は竹林がたくさんあるところ。この窯で焼かれる竹も学校と隣り合わせになった竹林から運ばれてきたものなんです。竹炭作りを率先して進めているのは、この高校の塩川哲雄先生です。



塩川先生「竹の炭は、木炭よりも吸着力が強くて水の浄化であるとか匂いを取ると。で、生徒諸君や教職員、地域の方々に使っていただいて水をきれいにするとか匂いを取る等のことを確かめてもらっています。



それを通して吹田の地域の環境をきれいにするということを考えてもらえたらと思っています。



火をいれてから4日目。いよいよ炭を取り出します。
竹炭を生かして、みんなで環境体験。「竹炭作りを通して、みんなの環境に対する意識が少しずつ変わります。」