放送内容

NTTソルマーレ株式会社 ― NTTソルマーレ株式会社 ―

『NTTソルマーレ株式会社』は、国内最大級の電子コミック・電子書籍ストア「コミックシーモア」を運営しています。今年8月にサービス開始から14周年を迎えた、「コミックシーモア」は、50万冊以上の業界最大級の品ぞろえで、スマートフォンやパソコン、タブレットで、読みたい時にいつでもコミックや小説などの電子書籍を楽しむことができます。その運営にあたっているスタッフたちが心に抱くアフォリズムとは・・・

【第1話】2018年9月24日(月)24:24〜

アイデアは誰にでもある あとはやるかやらないか

  • NTTソルマーレの社内には漫画家の色紙がずらりと並ぶNTTソルマーレの社内には
    漫画家の色紙がずらりと並ぶ
  • 多田知子さんはサービス開始当初から販売キャンペーンを企画してきた多田知子さんはサービス開始当初から
    販売キャンペーンを企画してきた
  • 「ランチタイム割引」などの個性豊かなキャンペーン「ランチタイム割引」などの
    個性豊かなキャンペーン
  • 環境が激しく変化する中「できることはすぐやる」がモットー環境が激しく変化する中
    「できることはすぐやる」がモットー

スマホやパソコンで50万冊以上の漫画が読める電子書籍配信サービス『コミックシーモア』は、月間利用者数も1千万人を突破。運営するNTTソルマーレの社内には有名漫画家の色紙が並び、これを見ただけでも、コミックシーモアの品揃えの良さがわかります。
2004年のサービス開始当初から電子コミックの販売キャンペーンを企画してきたのが、多田知子さん。分りやすさと第一印象を大切に、ランチタイム限定の割引など、個性豊かなキャンペーンを打ち出し続けています。14年前にサービスを始めた当初は、まだ電子書籍が世の中に普及しておらず、苦労したと語る多田さん。お客さんも時代も絶えず変化する中、「できることはすぐやる」ということをモットーにしています。
試行錯誤を続けてきた多田さんは、ある想いを抱いています。「アイデアは誰にでもある。後はやるかやらないかだと思っています。工夫したキャンペーンをお客様にわかっていただいた時は本当に嬉しいですし、その結果が今に続いてきていると思います。」
スピード感をもって変化に対応するプロフェッショナルがいます。

【第2話】2018年9月25日(火)24:24〜

0から1を生み出すのが作家 10になる可能性を探るのが編集者

スマホやパソコンなどで漫画が読める電子書籍配信サービス「コミックシーモア」。運営している「NTTソルマーレ」の社内には、「ソルマーレ編集部」が置かれ、オリジナル作品を次々に生み出しています。
西野文子さんは、編集者として多くの作品に携わってきました。作家から送られてきた原稿をチェックし、「こうしたらもっと面白くなるのでは」と指摘するのも西野さんの仕事。また、電子コミックならではの苦労もあります。紙の雑誌だと、開いたときにお目当ての漫画以外が目に触れることがありますが、電子コミックではそういうことは起きず、スマホの画面の中で作品をに目が止まらないと読んでもらえません。そこで、表紙とタイトルを、ひと目で「面白そう」と思ってもらえるように工夫しています。例えば、「この男は人生最大の過ちです」という漫画では、わざと日本語としてはちょっとおかしいタイトルにして、違和感を持たせて読者の興味をひくという作戦をとりました。このように、内容はもちろん、表紙やタイトルについても担当作家と細かく打ち合わせを重ねます。
漫画編集者の役割について、西野さんは「『0から1を生み出す』のが作家。生まれた作品が2にも10にもなる可能性を探って、それを助けるのが編集者」と話します。作家とともに作り上げた漫画が、もっと大きく育ってアニメ化やドラマ化されること、それが西野さんの夢です。
可能性を探り続けるプロフェッショナルがいます。

  • オリジナル作品を生み出しているソルマーレ編集部オリジナル作品を生み出している
    ソルマーレ編集部
  • ソルマーレ編集部の副編集長を務める西野文子さんソルマーレ編集部の
    副編集長を務める西野文子さん
  • より面白い作品になるよう作家と打合せを重ねるより面白い作品になるよう
    作家と打合せを重ねる
  • 表紙とタイトルだけで「面白そう」と思ってもらうよう工夫表紙とタイトルだけで
    「面白そう」と思ってもらうよう工夫

【第3話】2018年9月26日(水)24:24〜

モノではなくて夢を売る

  • 新人作家の発掘にも力を入れるソルマーレ編集部新人作家の発掘にも力を入れる
    ソルマーレ編集部
  • 糸魚川まみさんは新作の営業を担当している糸魚川まみさんは
    新作の営業を担当している
  • 誰でも気軽に作品を持ち込めるように漫画のイベント会場で出張編集部を設置誰でも気軽に作品を持ち込めるように
    漫画のイベント会場で
    出張編集部を設置
  • ソルマーレ編集部が手がけた作品が書籍化されることも増えてきたソルマーレ編集部が
    手がけた作品が
    書籍化されることも増えてきた

スマホやパソコンなどで漫画の有名作品が数多く読める電子書籍配信サービス「コミックシーモア」。運営している「NTTソルマーレ」には独自の編集部もあって、オリジナル作品を次々に生み出しています。
新作の営業を担当するのが、糸魚川まみさん。オリジナルの新作が出ると、「コミックシーモア」だけではなく、他の電子書籍サイトにも「よろしくお願いします!」とアピールしています。「良い作品がたくさんあるので、もっと知ってもらいたいです。」と話しています。
ソルマーレ編集部では、新人作家発掘のため、定期的に、漫画のイベント会場などに出張編集部を設置しています。漫画家を志す人たちに、気軽に作品を持ち込んでもらおうという試みです。そこでは、実際に編集者がどういう風に漫画を作るとかアドバイスをしながら、作家を探しています。面白い漫画を読者に届けるため一人でも多くの作家とつながって、漫画家デビューという夢を後押したい、糸魚川さんはそう考えています。
糸魚川さんにとって自分の仕事は「作家の『漫画を世に出したい』という夢をかなえるお手伝い」。それは「モノではなくて、夢を売っている」ということだといいます。ソルマーレ編集部が生み出した作品の中には、紙の書籍として発売される作品も増えています。糸魚川さんは、これからも多くの方々に見ていただけるような作品を作っていきたいと話します。
漫画という夢を世に広めていく、プロフェッショナルがいます。

【第4話】2018年9月27日(木)24:24〜

楽しんでいない人は、お客様を楽しませることはできない

スマホやタブレットなどで漫画が読める『コミックシーモア』は、今年8月に14周年を迎えた老舗の電子書籍配信サービスです。運営しているNTTソルマーレでは、月間の売上げがよかった時には、朝礼で苫名明社長自ら特大のクラッカーを放ち、みんなでお祝いするのがならわしです。
苫名さんは「お客様に楽しんでもらうのが仕事ですので、そのためにはまず社員が楽しまないといけない」と話します。天神祭の日には、社員は自主的に浴衣で出勤。ハロウィンの日には、みんなで仮装したまま勤務することもあります。サークル活動も活発で、社長自ら着任早々に軽音サークルを立ち上げて、全社員の前で演奏したりして、社内を盛り上げています。「まず身近な人を楽しませる。楽しんでない人はお客様を楽しませることができない」それが苫名さんのモットーです。
より多くの人に「期待を超える楽しさ」を提供したいという想いは、今や海外にも向けられています。「そもそもコミックというのは日本が一番中心になっている文化だと思いますが、それをさらに広げていきたいです。今も韓国などで展開していますが、世界中のエンタテインメントの道を切り開いていきたいと思っています」と、未来を語ります。
「新しい道」を作り続けるプロフェッショナルたちがいました。

  • 自ら先頭に立って社内を盛り上げるNTTソルマーレ 苫名明 社長自ら先頭に立って
    社内を盛り上げるNTTソルマーレ
    苫名明 社長
  • 天神祭りの日には写真は浴衣で出勤天神祭りの日には写真は浴衣で出勤
  • 自ら立ち上げた軽音サークルで全社員の前で演奏することも自ら立ち上げた軽音サークルで
    全社員の前で演奏することも
  • まず身近な人たちを楽しませることからエンタテインメントの道を切り開いていくまず身近な人たちを
    楽しませることから
    エンタテインメントの道を
    切り開いていく