川口とし子

リフォームの匠
3回登場

大正レトロな家

大正時代の風情漂う建築物も、現代生活には合わない箇所が随所にある築80年の家を“和とモダンの融合者”川口とし子がリフォームに挑んだ。老朽化が進んだ建具や家具などを再利用し、劇的な変貌を遂げさせた。
(03年6月1日放送)

お風呂が半畳の家

事務所の2階を改築した部屋は、わずか11坪の1LDK。その間取りの悪さから浴室はなんと半畳。川口は1階のデットスペースだった階段下に、2畳半ほどの新しい浴室と広い洗面所を配置。2階は間仕切りによる可変的な間取りが展開され、子供の成長に合わせて高さが調節できる収納式学習机や、収納式畳間など匠のアイデアが溢れるリフォームとなった。
(04年9月5日放送)

本に埋もれた家

かつて、「貸席業」を営んでいた家。
夫婦で大学の教壇に立つ仕事柄、研究用の資料や書籍など四千冊以上の本で埋め尽くされた家は、 まるで、図書館にあるような横幅2m40cm、奥行き80cmの天井にまで届くスライド式の書棚が 三層も設置された。棚の上段には、地震の際に本の落下を防ぐストッパーも付けられた。 さらに、庭を望む和室の一角の押入れは、匠特性防災グッズの収納庫となった。
(06年1月29日放送)