2012年1月8日(日)よる6時56分生放送

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2012.01.10パフォーマー世界王者決定戦を開催!
初代王者は日本代表、蛯名健一に!

パフォーマー世界王者決定戦を開催!初代王者は日本代表、蛯名健一に!

1月8日(日)、六本木ヒルズ・テレビ朝日第1スタジオにて
「KAMIWAZA〜神芸〜2012」が開催され、
初代王者は並み居る世界のトップパフォーマーを押さえて、
日本代表のダンサー蛯名健一に決定した!!

「KAMIWAZA〜神芸〜」は、世界最高峰のパフォーマー10組が日本に集結し、その人間離れした芸・技・テクニックを余すところなく生放送で披露してNo.1を決めるパフォーマー世界王者決定戦だ。これは、アジア初となるパフォーマーの世界大会で優勝賞金は世界最高峰となる1000万円! まさに世界中が注目する一大イベントとして放送され、世界中から集まった10組のパフォーマーたちは究極の技で、観客や審査員たちを魅了した。審査員は小林可夢偉、志村けん、杉山愛、真琴つばさ、マシ・オカ、山本寛斎の6人。審査方法は人間離れしたパフォーマンスで観客に驚きを与えた「神点」と、魅力あるパフォーマンスで観客に楽しさを与えた「芸点」の合計で最高得点を競った。神業の衝撃的なエンターテインメントに、審査員も終始魅了されっぱなしだった。

トップバッターはバウンシングボールを使った高速ジャグリングを魅せたアラン・シュルツ。目では確認できないほどのスピードのジャグリングでビートたけしも「これはいきなりすごいね」とゴクリ。神点52.7点 芸点52.6点 合計105.3点(120点満点)という結果で、まずはこの点数が今大会の基準点となった。2組目に登場したのは全身が金色に輝く完璧な肉体を持つゴールデンパワーの2人。重力を感じさせない幻想的なアクロバットを魅せ、右手1本で相手の頭上で倒立(!)をするバランス技などで審査員たちの度肝を抜き、神点57.0点、芸点55.6点 合計112.6点と高得点で暫定1位に。神点・芸点でともに10点満点をつけた山本寛斎は「近くから見ても、遠くから見てもすばらしさがわかるパフォーマンス。大きい舞台でも見劣りしないのがすばらしいね」と満点の理由を。

続いて登場した中国の極秘芸術“変面”の伝承者マスター・ワイは手も触れずに仮面が無限に変化する妙技で観客をあっといわせ、口に4つのピンポン玉を同時に入れることができるロッド・レーバーは、口に入れたピンポン玉を使った高速ジャグリングで、驚きだけでなく笑いも誘うパフォーマンスを披露。さらに、同時に4つのディアボロを扱えるというパフォーマー、ウィリアム・リンは「(ディアボロが)無重力状態のみたいに止まっている様だった」(マシ・オカ)と審査員たちを興奮させたが、この時点で暫定1位のゴールデンパワーには1歩及ばず。 そんな中で、口にくわえたバイオリンの弓の上に絶妙なバランス感覚でボールと3段のグラスタワーを乗せ、さらにはバイオリンを演奏するという離れ業をやってのけたリカルドが、会場全体の興奮を一手に集めて神点57.7点、芸点58.3点、合計116.0点という暫定1位の最高得点をたたき出す!

その後も、王道ジャグリングでショーの魅力もふんだんに盛り込んだレ・フィリップスや、古来より伝わる声帯模写と影絵を融合させた影絵エンターテインメントを披露したシー&ジャオ、独自に編み出した“CDを使ったマジック”にダンスを融合させたハン・ソルヒなど、世界トップクラスのパフォーマンスで魅了し続けたが、1位には及ばない展開に。

そして、大トリとして登場したのが、日本代表として出場したダンサー蛯名健一。ニューヨークのアポロシアターで史上初の2冠グランドチャンピオンに輝いたという実績を引っさげて、スーパーダンスを披露した。ステージはしなやかな肉体を使った逆再生のようなダンスに加えて、ストーリーや独特の演出で会場全体を蛯名色に染めた最高のステージを披露。たけしからも「ホントは天井からヒモがついてんじゃないの?」と言われるほど、まさに完璧のステージングで、神点58.5点、芸点58.4点、合計116.9点を獲得。暫定1位だったリカルドを0.9点上回り、見事KAMIWAZA初代王者に輝いた。

パフォーマー世界王者決定戦を開催!初代王者は日本代表、蛯名健一に!

蛯名健一

大会終了後の会見に臨んだビートたけしは「いやぁ、レベル高いなって思ったよ。我々が昔ステージに立っていたときの寄席のジャグリングなんて、もう恥ずかしくって見せらんない(笑)。10組に点数をつけるのは(個人的に)失礼な感じもあったんだよね。俺が審査員やると全員に10点つけちゃうから、やっぱり審査員はできないと思ったよ」と10組が披露した圧巻の技を称えつつ「やっぱり生放送はいいね。時間経つのが早くって楽しかったよ」とLIVEで技を見ることの醍醐味を改めて感じたよう。

今田耕司は「日本一の漫才師を決める『M−1グランプリ』から、世界一のパフォーマンスを決める『KAMIWAZA』になったわけですが、やはりスケール感がアップしたなと実感しましたね。きっとこの大会も回を重ねるごとに大きくなると思います。今後は世界中のパフォーマーの目標になるような番組になればと思います」と司会を務めた感想を。また優勝者については「蛯名さんは1回目にふさわしい優勝者やと思いますね。ダンスも演出も素晴らしかったです」今田もダンスには魅了されたようだ。

蛯名健一

初代王者に輝いた蛯名健一は「優勝は想像もしていなかったので…。いまはただうれしいですね! 何よりもこの番組が、日本のパフォーミングアーティストたちがもっと活躍できるようなきっかけを与えてくれると思いますし、今後はもっと一般の人たちに気軽にパフォーマンスを楽しんでもらえるような場を僕自身も作っていければと思います」と喜びと同時に今後の目標も語った。

賞金1000万円の使い道を聞かれると、蛯名は「家族のために使いたいですね。それと、日本でパフォーミングアーティストが活躍しやすい地盤作りに協力したいですね」とそのビジョンを語った。

初代王者・蛯名健一のこれからの活躍に加えて、
登場したパフォーマーたちのこれからの活躍にも期待がかかる!