麻薬常習者の女性が心臓麻痺により死亡、鑑識に運び込まれた。判明した死体の名前はリサ・バーンズ、3年前にビル・クローリックに殺されたはずの女性だった。クローリックにはアンナ・タンディという他の女性を同じ手口で殺害した容疑もかけられていたが・・・。

病院の駐車場でイラン人の会社経営者ラジ・モクタリと、その運転手兼ボディーガードのジェフリー・ サンダースが殺された。目撃者は一緒にいたモクタリ夫人のレイラと、病院に勤務する医師。現場で特捜班が捜査をしていたところ、突然 ＦＢＩが現れる。

大富豪、故ローランド・ダットンの屋敷に務めていた執事、アルバート・ターナーが首吊り死体で発見された。
彼にはダットンの後妻アンジェリーナ・ダットン毒殺の容疑がかけられ、公判中の身だった。ブレンダは現場に現れた検事局のトーマス・イェーツから、アルバートはアンジェリーナ殺しの真犯人でも、罪の意識から自殺したのでもないと聞かされる・・・

川でメキシコ人の不法移民の少女、マルタの死体があがった。哀れにもレイプされ殺害された上に川に捨てられたのだ。
ブレンダらは、母親が家政婦として働いているフィリップス家に聞き込みをしたところ、性犯罪の前科者ウェイン・マザーズの名が浮上。早速連行しようとするが、彼は自殺を図る。

あるゲイバーに血まみれの男性、クリントが運び込まれる。
彼は頭を強打され金品を奪われていて救急車の到着を待つ間にパートナーのバリーの腕の中で息絶えた。付近で多発していたゲイばかりを狙う強盗の犯行と思われ、殺人特捜班が捜査に乗り出す。

深夜の公園で裁判官マイケル・トンプソンの死体が発見された。近くのマッケイ弁護士宅からの帰宅中に殺されたのだ。だが彼の車が見つからない。
さらに一緒にいたはずの自閉症の息子、キースの行方も分からなくなっていた・・・。

女性議員ジェーン・シモンズの娘、カーラが強姦され死体で発見された。捜査に乗り出したブレンダらは交友関係を調べるうちに、彼女には暴力的なセックスを求める性癖があったと聞かされる。
夜、ブレンダが現場の再捜索をしているとレイプ魔が襲いかかってくる。逮捕した男から、ブレンダは驚くべき事実を聞かされる。

アラン・レイニー博士が死体で発見された。博士は製薬会社から出資を受け、大学の研究プロジェクトとして、ドラッグ中毒の若者を対象に、新しい抗うつ剤の開発を行っていた。だが、その新薬には副作用の危険があり、少年が死亡するという事故が起きていた・・・

ある公園でギャングの若者3人の射殺体が発見された。現場は敵対するギャングの縄張りとも重なっていた。殺人特捜班が捜査に乗り出すが、事件はギャングの縄張り争いのように思われたがブレンダは殺人現場で不審な動きをする一人の男性を見つける。

ロシア人娼婦のゾーイ・ペトロヴナが刺殺され、彼女のパソコンから裁判官や政府高官の名前が連なるリストが見つかる。
ゾーイはマフィアの手引きによってアメリカに渡ってきたことが分かり、捜査を進めていくとブレンダは、酷似する別の事件に突き当たる。

俳優のディーン・キングスリーの妻、ヘザーが自宅の浴槽で死体となって発見された。
浴室で転倒した事故死と思われたが、ブレンダは被害者の膝に不審な点を発見する。事故当時、家には誰もおらず、夫のディーンは不在だった…

コンピューター科学者エリオット・コリアー博士の豪邸で、女性の死体が発見された。犯人はコリアー博士と思われたが、秘書エレン・パークスは、博士は休暇中だと言う。
新任のロス市警殺人特捜班チーフ、ブレンダ・ジョンソンは現場に向かい捜査を始める。ＣＩＡで尋問の訓練を受けたブレンダは、事件を解決に導く「クローザー」と呼ばれていた。