大阪府建築士会
2017年9月30日
02
建築士 31名
2008年に竣工した朝日放送の社屋は、隈研吾さんの設計で、実は2009年度グッドデザイン賞を受賞しているんです。
隈研吾さんといえば、2020年東京五輪のメインスタジアムとなる新国立競技場の設計もされたということで、海外でもABCの建物は有名なんですって。
その建物を「大阪府建築士会」のみなさんがご覧になるとあって、今回は特別に、この社屋の設計・監理に携わったNTTファシリティーズの方々にも解説していただきました。
さすが、建築士のみなさん、免震装置や構造、スタジオの床や壁などの精密な工事や検査の方法などについて、専門用語が飛び交っていました。
もし大きな災害があっても放送を維持できるようにと、たいへんな工夫を凝らして、この建物が作られたんですね。(当時、何度も設計のやり直しとかがあって、大変やったそうです・・・)
放送と同じように、表には見えてこない建築の細かい工夫や配慮が隅々にまであるんやなあーと、われわれも改めて勉強になった今回の「社内授業」でした。