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記者会見 記者会見レポート

2010年12月12日

漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2010』!
2010年12月26日(日)よる6:30〜8:54生放送 ABC・テレビ朝日24局ネット
最後のファイナリスト8組がついに決定 お笑い界の頂点に立つのは誰だ!?

漫才日本一を決める『オートバックスM-1グランプリ2010』。すっかり年末の風物詩となったこの大会もことしで10回目を迎えた。記念すべき今大会へのエントリー数はなんと史上最多の4835組! 
全国各地で約3ヵ月間にわたって激戦が繰り広げられ、本日12月12日(日)に準決勝が行なわれた。そして同日、26日に行なわれる決勝戦に進出する8組が発表された!

ことしの準決勝は大会史上初めて東京・大阪合同で開催。しかも会場は日本の国技・相撲の聖地である東京・両国の両国国技館!「漫才は国技だ」という精神のもと、準決勝に勝ち進んだ24組によって、まさに「待ったなし」の勝負が繰り広げられた。
午後1時から始まった準決勝は3時に全組終了し、そのまま審査がスタート。会場に詰め掛けた約6200人のファンが固唾を呑んで見守る中、司会の藤井隆によってファイナリストたちの名前が読み上げられた。

決勝進出を決めたのは銀シャリ、ピース、カナリア、ジャルジャル、ハライチ、笑い飯、ナイツ、スリムクラブの8組。どのコンビも一様に驚きを隠せない様子で「びっくりしました」「信じられない」という言葉を繰り返した。

抽選会により、ネタ順が決定!

その後に行なわれたのは、決勝当日のネタ順抽選会。ネタ披露の順番が勝負の行方を左右するといっても過言ではないほど重要なポジションを占めるため、クジを引く順番も8組で話し合って慎重に決める様子に、会場からも笑いが漏れた。抽選の結果、ネタの披露は (1)カナリア (2)ジャルジャル (3)スリムクラブ (4)銀シャリ (5)ナイツ (6)笑い飯 (7)ハライチ (8)ピース の順に。

毎年どのコンビも敬遠しがちなトップバッターを引いてしまったカナリアだったが「順番なんて関係ないです!頑張ります」(安達健太郎)と意気込み、

相方のボン溝黒も「安達くんがトップを引いちゃったけど、ここまでやってこれたのは彼のおかげなので何も言わないです」とコンビの信頼関係の強さを見せた。ともに初の決勝進出となるジャルジャル、スリムクラブ、銀シャリは、それぞれ「決勝の舞台の雰囲気はわからないので全力でやるだけです!」(ジャルジャル・後藤淳平)、「生まれて初めて覚えた数字が3だったので3番出番は縁起がいいです」(スリムクラブ・真栄田賢)、「もう気持ちは当日の衣裳選びに」(銀シャリ・橋本直)と前向きなコメントを。
さらに、ナイツの塙宣之は「ことしこそ浅草の師匠によい報告をしたい」と決意を明かし、今回でなんと決勝進出9年連続9回目という笑い飯は6番目という好ポジションに「ありがたい数字ですね」(哲夫)とニヤリとした。

続いて行なわれたファイナリストたちの会見に先立ち、大会を主催してきた吉本興業株式会社と番組放送を担当してきた朝日放送が『M-1グランプリ』をことし限りで終了すると発表。これにより、今回の決勝進出8組が、事実上M-1最後のファイナリストとなることになる。大会委員長の島田紳助氏からも「最後のM-1でまたひと組スターが生まれることを心より願っています」という激励のコメントが寄せられ、ことしの決勝がさらなる熱い戦いになることを予感させた。

会見ではファイナリストたちがあらためて決勝への決意を明らかにした。会見でのコメントは以下の通り。

1番目
カナリアよしもとクリエイティブ・エージェンシー 2003年9月結成
  • 「初めての決勝。『滑り込んだな』という気持ちです。トップバッターなので会場を盛り上げたい。僕らはM-1に出るためにコンビを結成したので、その目標がなくなってしまうという年に出られてよかったです」(安達)
  • 「夢の舞台だったので本当に嬉しい。」(ボン溝黒)
2番目
ジャルジャルよしもとクリエイティブ・エージェンシー 2003年4月結成
  • 「決勝ではでっかい花火を打ち上げたい。とにかく結果を出します。」(福徳)
  • 「無欲で頑張ります。漫才をやり始めて初めてスベったのが6年前に3回戦でした。この6年で成長したというところを見せたいです。」(後藤)
3番目
スリムクラブよしもとクリエイティブ・エージェンシー 2005年2月結成
  • 「僕は相方の大ファン。一緒に出られてすごく嬉しいです!」(内間)
  • 「最近あまりいいことがなかったのですごく嬉しいです。沖縄からはまだチャンピオンが出ていないので頑張ります。」(真栄田)
4番目
銀シャリよしもとクリエイティブ・エージェンシー 2005年8月結成
  • 「初めての舞台なので、とにかく頑張ります。大好きな漫才を出来るのが嬉しいです。」(鰻)
  • 「初決勝進出が5組。M-1を支えてきた人たちとフレッシュな顔ぶれの激突を楽しみにしてください。笑い飯さんのラストイヤーにご一緒できてよかったです。」(橋本)
5番目
ナイツマセキ芸能社 2001年5月結成
  • 「僕たちはM-1が始まった年に結成しまして、ことし舞台のほうではついに真打に昇進いたしました。M-1がなければ新しいネタも作りませんし、一緒に成長してこられたと思います。」(塙)
  • 「失うものは何もない、という気持ちで戦ってきました。笑い飯さんに負けないように頑張ります。」(土屋)
6番目
笑い飯よしもとクリエイティブ・エージェンシー 2000年7月結成
  • 「9年連続出場ということで、我々のM-1義務教育も終わるな、という気持ちです。次は一位しかありません。」(哲夫)
  • 「僕たちの貴重なレギュラー番組が終わってしまいます(笑) なんとか優勝して新しいレギュラー番組を獲得しないと。」(西田)
7番目
ハライチワタナベエンターテインメント 2005年1月結成
  • 「去年の初決勝で“M-1新世代”なんて言われました。ことしはその力を見せてやりますよ!いろんな悔しい気持ちやM-1への感謝の気持ちを忘れずに頑張ります。」(澤部)
  • 「この1年はM-1のことばかり考えていました。絶対に優勝を狙います。」(岩井)
8番目
ピースよしもとクリエイティブ・エージェンシー 2003年10月結成
  • 「明日が誕生日なので一日早い誕生日プレゼントをもらったようです。コントの大会では2位だったので、漫才では1位を獲りたいです。」(綾部)
  • 「7年前にコンビを結成して、一番最初の仕事がM-1の一回戦だったんです。ようやく決勝に来られました。絶対勝ちたいです!」(又吉)

また、ことしもこの決勝進出8組に加えて1組の敗者復活枠が設けられる。決勝当日に行なわれる敗者復活戦の会場はことしも東京・大井競馬場に決定。準決勝・準々決勝で敗退したコンビたちが最後のひと枠をかけてしのぎを削る!

手に汗握る決勝戦の模様は12月26日(日)にABC・テレビ朝日系にて臨場感たっぷりに生放送!
この日、お笑い界で最高の称号を手に入れるコンビはいったい!?

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