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アイコン 2017年2月19日(日)放送

高橋尚子

「人生で大事なことはマラソンから学んだ」
大学時代、中距離の陸上選手として注目を集めていた高橋。800m、1500m、3000mの3種目すべてにおいて大会新記録で優勝。実業団チームから引く手あまただったというが、全てを断ってリクルート陸上部の門を叩いたという。実業団8チーム全ての誘いを断り小出監督の出張先にまで押しかけた高橋。理由は、その卓越した指導力で「まさに伝説的な監督」(高橋)だったという小出監督の元で陸上選手を目指したい一心から。当時のことを小出監督は「大卒は採用していないと断ったが、とにかくしつこかった(笑)。」と話すが、参加を許可した合宿で高橋の走りを見て、「この子は強くなるってピーンときたんだ」と振り返る。そして、この小出監督との出会いが、高橋のマラソン選手としての第一歩となる。波乱万丈のマラソン人生を経た高橋が、『マラソン』から学んだ大事なこととは…。
「あきらめたら終わり」
「明日から出来る!金メダリスト高橋尚子の『正しい走り方講座』」
「持久走は苦しいと思われがちなんですが、正しい走り方をマスターすればもっと楽しくなるし、怪我も防げますよ!」という高橋が、「4年前は月に200キロ走っていたんです」という林の走り方をチェックしそのフォームを簡単改善!!ラクに走れるように、マラソンの秘訣を高橋が丁寧に解説する。
「アレどーなってるの? マラソンの謎」
ここでは、マラソンにまつわる様々な謎を高橋尚子が丁寧に答えていく。「走ってる時は何を考えているの?」という質問には「街を歩いているのと同じ感覚です。30キロまでは、息も乱さずに話せるくらいの状態ですね」と返答。しかし、30キロを越えると、集中力が研ぎ澄まされ周囲の選手との見えない駆け引きが始まるのだという。「どんなタイプの選手が今、どんな調子なのか。息づかいなどを見ながら、スパートのタイミングをうかがいます」と、勝負師の表情に。さらには、「足音だけで選手を聞き分けられる」という驚きの話も飛び出す…!
さらに、「ドーピング検査について」、「先導車の白バイは気にならないの?」といった素朴疑問に対して、的確に、そして赤裸々に答えていく。