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アイコン 2017年9月10日(日)放送

「人生で大事なことはポツンと一軒家から学んだ」
まず「ポツンと一軒家」を発見したのは静岡県。その衛星写真を見ると、複数の建物が建つ広大な土地にまるで要塞のような建物群がポツンとあるのだが…。
一軒家から最も近い集落から調査を開始した取材班は、地元の地理に詳しいという人物を紹介してもらうことに成功する。すると「人が住んでいますよ」と、早速有力情報をえることに!
ポツンと一軒家は奥深い山道を抜けた先にあった。それまでの獣道がウソのように、畑や建物がふいにあらわれ、まさにポツンと一軒家といった趣きだ。
そこでは、昔から長く暮しているというご夫婦が暮していた。取材スタッフが話を聞くと。「“ポツンと一軒家”と言われるまで、気づかなかったですね(笑)」と。水道は通っておらず沢の水を使い、イノシシが来るからと、栽培した花は鉢植えにして保管するなど、都会の生活からは、想像できない暮らしぶりだが、果たしてそこに暮していた人物とは?
続いての「ポツンと一軒家」は山梨で発見。その衛星写真では、あまりに森の中に囲まれすぎていて、ヘリコプターでしかたどり着けないような、まさに僻地に見える場所だ。
一軒家からもっとも近い集落からリサーチを始めた取材スタッフ。衛星写真を見てもらいながら話を聞くと、「ここは道もないので、車では行けないと思います」と即答。取材スタッフが「歩いてなら行けないですか?」と食い下がるが、「ものすごい険しい獣道だと思いますよ」と、普段は誰も通らない道のようだ。
そこからさらに一軒家へと向かう途中にある集落で改めて話を聞くと、道の終点地にその建物はあるそうだが「ここは道路の管理もされていないような場所。行くなら自分で責任をもってくださいね」と言われてしまうほどだ。先を進むと、やはり車では入れず、歩いて山の中へ入っていくことに。すると、獣道の果てにポツンと一軒家を発見するのだが…?そこには、家ではなく、まるで能舞台のような佇まいの神棚が立てられていた!?
続いて「ポツンと一軒家」を発見したのは山梨県の東部の山奥の地。衛星写真で見ると、母屋があり離れもあるような豪華な家構えのようにも見え、しかも珍しく建物の近くには大きな道が見え、建物へとたどり着くのは簡単なようにも見えるのだが…。
今回も一軒家から近い集落へ。すると、リサーチ開始早々に「もしかして一軒家を探している番組ですか?」と地元の人から逆に声をかけられる展開に!番組のことをよく知る人だけに、取材スタッフも期待をしつつ、衛星写真を見てもらうのだが「この場所はちょっとわかんないですね」とバッサリ。しかし、一軒家の手前にはもう一つ小さな集落があることを教えてもらうことができた。
そこで、話を聞くと「中年の夫婦が暮している」、「薬草を食べている」、「一本道で行ける」という有力情報を。車一台がやっと通れるような細い道幅の山道を進み、姿をあらわしたのは、風情のある一軒家だった。
そこで暮らしていたのは、この地に構えて30年ほどだと言うご夫妻。今では息子さんご夫婦も同居をはじめ6人暮しをしているという。
充実した田舎暮らしをしているように見える一家だが、果たして、山奥でどんな暮らしをしているのか!?