女と男と物語 PART:II
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脚本 :櫻井武晴 監督: 安井一成



 


出演者インタビュー  
 
 


警察署の留置施設で看守係をする元刑事の藤倉厚男(六平直政)は、ハンで押したような毎日にうんざりしていた。そんなある夜、名前も言えないほど泥酔した女(高畑淳子)が保護され、留置所に入れられる。ただの酔っ払いと思いきや、女の顔を見た藤倉は、はっとする。指名手配中の殺人犯の似顔絵にそっくりだったのだ。
目を覚ました女は藤倉の顔を見て驚いた様子。警察官を警戒していると考え、ますます疑いを強めた藤倉は、なんとか女の名前を聞き出そうとする。女は身元を明かさないばかりか、どことなく挙動不審。手柄をあげて刑事に復職したい藤倉は、手掛かりを聞き出そうと、眠ろうとする女を起こしてまで会話を続ける。だが、女から話を聞くはずが、いつの間にか自分の妻子のこと、冷え切った家庭のこと、さらには初恋の告白までするハメに。初恋の相手とのたった一度の惨めなデートの思い出を、ぽつりぽつりと語る藤倉。女の目には涙があふれた。