第8話2015年1月10日(土)午前5時2分放送

信和建設株式会社

世界と比べて寿命が短いと言われている、日本の住宅。
「家族の絆」の生まれ育つ場所が短命で良いはずがない。その考えを実現させるべく、信和建設は、二世代、三世代と住み継がれていく建物を、独自の工夫と工法によって確立させてきた。
そこに至るまでに訪れた、不況による契約破棄や受注の激減。
幾度となく訪れた苦境…それを乗り越え、この会社を支えたのは、ある「信念」だった。

信和建設株式会社信和建設株式会社

野中 郁次郎さんからのコメント

野中 郁次郎
野中 郁次郎

世界的不況、円高、内需の低迷、環境・エネルギー問題。経営環境は依然厳しい。だが、中小企業には創意工夫の知恵と不屈のバイタリティがある。卓越性を追及する信念がある。これこそが日本を底上げする「日本のちから」である。
1935年5月10日生まれ。日本の経営学者。一橋大学名誉教授。
 カリフォルニア大学バークレー校経営大学院ゼロックス知識学特別名誉教授。
 2002年紫綬褒章受賞。知識経営の生みの親として知られる。本番組「日本のちから」題字の筆を執る。