ショパンの人生に迫る感動のステージへ
外山啓介ピアノ・リサイタル2015
〜オール・ショパン・プログラム〜

　2007年、衝撃のCDデビュー。ザ・シンフォニーホール、サントリーホールをはじめ、全国各地のリサイタルは満席。あの衝撃のデビューから、人気に安住することなくドイツ留学やヨーロッパデビュー、新たなレパートリーへの挑戦を重ね、若手から真の実力派への道を歩む、外山啓介。
　端正なルックスに長くしなやかな指先から紡ぎ出される色彩感溢れる演奏。ひとたび聴けば魅了されずにはいられないステージが、彼の原点とも言えるショパンの名曲をたずさえて開幕します。
　デビュー時から最もリクエストの多い「外山啓介のショパン」。2010年生誕200年のショパン・イヤー以来5年ぶり、待望のオール・ショパン・プログラムとなるこのコンサート。“ピアノの詩人＝ショパン”が39年の短い生涯に書いた4曲のバラードに、「別れの曲」「英雄ポロネーズ」･･･ 究極のプログラムでショパンの人生に迫ります。

【メッセージ】
　今回はショパンのバラード全曲を、彼が残した名曲と併せて演奏致します。
それぞれ作曲された時代が異なる4曲を並べて演奏することはとても大変なことですし、私にとって大きな挑戦です。しかし、彼の作曲家としての魅力をいちばん伝えられるプログラムだと思っております。そしてその魅力をどうやったら最大限に引き出せるかを考え、それぞれのバラードの前後に別れの曲や告別のワルツ、英雄ポロネーズなどを加えました。
　ショパンの人生の変遷と共にお楽しみいただければ幸いです。
−外山　啓介−