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公演情報

小林研一郎 炎のタクト! 〜リスト&ブラームス〜
ザ・シンフォニー特選コンサート Vol.22

[指揮]小林研一郎
[ピアノ]金子三勇士
[管弦楽]大阪フィルハーモニー交響楽団

日時 2016年2月13日(土) 15:00 開演 14:00 開場
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 A 6,000円 B 4,500円 C 3,000円
一般発売日 2015年9月27日(日)
優先予約日 2015年9月25日(金)
プログラム リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68
お問い合わせ先 ABCチケットインフォメーション
06-6453-6000

◆いよいよ迫ってきた“炎のマエストロ”小林研一郎さん、金子三勇士さんの夢の共演!金子三勇士さんから熱いメッセージが届きました。炎の競演は必聴です!◆

6歳で単身ハンガリーへ留学、飛び級でリスト音楽院大学入学という
異例の経歴を誇る若き俊英ピアニスト金子三勇士。
“リスト演奏の申し子”が、現地ハンガリーで学んだ“魂”のリストのピアノ協奏曲とは!?


―なんと、6歳で単身ハンガリーへ留学されたということですが・・・
小学校一年生の時、親兄弟と離れてもう一つのふるさと、ハンガリーへ留学しました。母方の祖父母の家からバルトーク音楽小学校に通い、ピアノのレッスンの他ソルフェージュや音楽理論、パーカッションを学んでいました。大好きな音楽を勉強するため、自分の意思で行った留学ではありましたが、家族と離れての生活は流石に寂しかったです。
それでも本場ハンガリーにて日々新鮮な音楽に触れられる環境、そして先生方や親戚をはじめ多くの方によるサポートのおかげで、一度も「諦めよう」という気持ちにはなりませんでしたね。

―ハンガリーで研鑽を詰まれた金子さんにとってリストとはどういう存在でしょうか?
11歳になり、ブダペストの国立リスト音楽院大学へ入学しました。「リストが立ち上げた学校」であれば、朝から晩までリスト作品を学ぶ事になるのかな?と思っていましたが、決してそのような事ではありませんでした。ピアノのレッスン、理論の勉強、どちらもルネッサンスから現代音楽まで幅広く学び、リスト自身がそうだったように、とにかく沢山の事にチャレンジをし、多くの課題をこなさなければならない毎日でした。
「リスト」と言えば超絶技巧的なピアニストとして語られる事が多いのですが、彼はそれ以上に偉大な人物でした。ピアノと作曲の他に、教育、文学、哲学、外交、宗教学と様々な分野で活動をしていました。個人的にそんな彼の事を僕は心から尊敬しています。

―今回のプログラム(ピアノ協奏曲第1番)の聴きどころは?
ピアノ協奏曲第1番ではリストのまだまだ若い、エネルギッシュな世界観を感じます。全体を通してリストならではの超絶技巧をお楽しみいただけます。出だしの部分にはどこかハンガリアンなイメージがあり、かなり力強い演奏を予定していますので、是非ご注目いただきたいと思います。
 
―ハンガリーの英雄=マエストロ小林研一郎さん、そして大阪フィルさんとの共演ですが…
小林研一郎マエストロは当時のブダペスト国際指揮者コンクール以来、国民に愛され、今でも英雄として語られています。
私自身、マエストロにはハンガリー時代の幼い頃からお世話になっています。現地の日本人会の集まりではじめてピアノを聴いていただき、レッスンをしてくださった事もあります。もちろん、一ファンとしてマエストロの演奏会にも沢山お邪魔させていただきました。その後日本でも共演をさせていただき、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とのCDも出させていただきました。
大阪フィルハーモニー交響楽団との共演は2年ぶりとなりますが、今回もとても楽しみにしております。

―ザ・シンフォニーホール、そして大阪での演奏について思い出や印象等をお聞かせ下さい。
私はザ・シンフォニーホールの素晴らしい響き、そして大阪のお客様の情熱が大好きです。実はハンガリー人も音楽に対してかなり熱くなる国民性が特徴ですので、どこか共通するものを感じているのかもしれません。
デビューの年以来、毎年演奏の機会をいただける事をとても嬉しく思います。

―コンサート全体の聴きどころは?
リストそしてブラームス。どちらもロマン派の名曲であり、かなり熱い演奏をご期待いただけるのではないでしょうか。

―ファンの皆さまに熱いメッセージをお願致します。
大好きな大阪、大好きなホールそして大好きな音楽!この幸せな現場で皆様にお会いできますのを心から楽しみにしております!!


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炎のマエストロ!世界のコバケンのブラームスと
“リストの申し子”金子三勇士の夢の共演!

ザ・シンフォニー特選コンサートVol.22
小林研一郎 炎のタクト!
〜リスト&ブラームス〜

 世界中でエネルギッシュな活動を続ける日本が誇るマエストロ=コバケンこと小林研一郎さん。今回の特選コンサートでも大阪フィルハーモニー交響楽団との共演で再びザ・シンフォニーホールに登場です!
 まず、前半は1989年に日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれ、6歳で単身ハンガリーに渡り、バルトーク音楽小学校からハンガリー国立リスト音楽院へ入学、2008年にはバルトーク国際ピアノコンクールで優勝を果たした若き俊英ピアニスト、金子三勇士を迎えて贈るリストの「ピアノ協奏曲第1番」。現在もハンガリー国立リスト音楽院大学博士課程で研鑽を続けるまさに“リストの申し子”金子三勇士が、ハンガリー政府よりリスト記念勲章等を授与されるコバケンさんとダイナミックかつドラマティックな共演をお届けします。
そしてメインは、ベートーヴェンの偉大なる交響曲の魂を受け継ぎ、第九に続く“第10番”とも称される交響曲の最高峰=ブラームスの「交響曲第1番」。重く沈鬱な第1楽章の冒頭から、苦悩の末に差し込む希望の光ように喜びの旋律が舞い降りる第4楽章まで、コバケンさんだからこそ表現できるブラームスの本質を堪能できる絶好の機会です。完成までに21年もの歳月を費やしたブラームスの情熱と、コバケン×大阪フィルの激情的なサウンドが織り成す究極のハーモニーを心ゆくまでお楽しみください!

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