1990年 チャイコフスキー国際コンクール優勝に輝いた二人が贈る
究極のデュオ・リサイタル！
諏訪内晶子＆ボリス･ベレゾフスキー デュオ･リサイタル

　諏訪内晶子＆ボリス・ベレゾフスキー。１９９０年チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門とピアノ部門の頂点に立った二人の夢の顔合わせ。最高峰の舞台で「日本人初」というばかりか「史上最年少」優勝という快挙を果たした諏訪内さん。小澤征爾、マゼール、デュトワ、サヴァリッシュらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ベルリン・フィルなど世界中のオーケストラと共演を重ね、その活躍は目を見張ります。天性の美貌と才能。作品の世界を見据えた知性溢れる演奏に、黒く大きな瞳から放たれる美しい輝きが重なって、聴き手の心はすっかり魅了されてしまいます。
　共演のボリス・ベレゾフスキーは、モスクワ生まれのモスクワ育ち。豪快で繊細、驚異的な超絶技巧でロシアン・ピアニズムの全てを継承したと評される天才ピアニスト。ベルリン・フィル、ＢＢＣ響など、名門オーケストラとの共演を重ね、世界の第一線で活躍を続けています。
　プログラムには、ベートーヴェンの不朽の名作“スプリング・ソナタ”を携えて、難曲で知られるヤヌーチェクの“ヴァイオリン・ソナタ”など、二人の底知れぬ音楽性がぶつかり合う密度の濃い作品がラインナップされました。最高で最強の大人のデュオをお楽しみください！