盲導犬・聴導犬等を支援する会・設立総会

とき・・・2001年11月6日(火)
場所・・・御堂会館

 盲導犬・聴導犬の不足という問題を解決しようという会の設立総会が行なわれました。この実情の原因には第一にPR不足による社会の認識不足。またボランティア犬の指導員養成体制の不備と、その体制を維持する資金の極端な不足があげられます。
 この問題を解決して[心豊かで元気な日本]の創成を果たそうという会合の会場で「ガラスの地球を救え・大作戦」の段ボール箱が利用されました。

 現在、日本全国で盲導犬を希望している視覚障害者が約4700名ですが、将来的には約7800名と見込まれています。(日本大学調査資料による)然し乍ら、現在のところ生育犬は約850頭で、しかもその内で年間に供給可能な実労盲導犬は約120頭という現状であり、それは希望者総数の2.6%に過ぎません。
 さらに聴導犬に至っては実労犬が全国で15頭程度であり、介助犬と同様に社会的認知すらも不十分な状況です。
 視聴覚障害者の方々にとって盲導犬・聴導犬等の援助により、その生活領域が拡大すれば、ハンディによる障壁の2分の1が取り除かれると言われています。
 私共の草の根運動を通して盲導犬・聴導犬等の普及を図ることにより、一人でも多くの方々の社会的自立へのお役にたてればと願っています。

                   盲導犬・聴導犬等を支援する会
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