木の住まいは、古くからその土地の気候や 風土になじみ、私たちにやすらぎを与え 続けてきました。
木造の家の寿命は、25年〜30年。
でも、1本の木が柱や梁として使われるほどに 大きく育つには40年以上もかかります。
このままでは、森の木はどんどん減って しまいます。



古くなった家の解体作業でリサイクルできる 木を古材バンクの会の人たちが運び だしています。
古材の再利用をすすめる団体、それが 京都にある「古材バンクの会」です。



「ものの命が家でもそうですし、つかわれて いる木やかわら、つちを最後まできちんと使って いこうではないかという人が集まった会です。」
(事務局長 栗山裕子さん)



家の古い柱や梁が、建て替えの時に このように見事に再利用されました。



家の木材は、古くなっても、住んでいる人と一緒にいきているのだなと思います。

お問合わせ先     古材バンクの会
              Tel.075−532−2103