一度使ったペットボトルは、リサイクルされるだけでなく、そのままの型で上手に利用されて いる例を紹介します。

微小粒子状物質(PM2.5)
多くがディーゼル車の排ガスなどに含まれる化学物質。
難しい名前ですが、排気ガスや工場の煤煙などの含まれ、人体に悪い影響を与えるという 物質が最近問題になっています。



公害のもとになる物質がどれだけ大気中に含まれているかを簡単にチェックできないかと市民グループの公害環境測定委員会の伊藤幸二さんは、PETボトルを2本使って装置をつくりました。



「空気中に入っているディーゼル排ガスをここからとりこみます。 この穴の中を通して、水が流れるとともに空気が入ってくる。 その空気が入るときに、ディーゼル排ガスをろ紙に吸着させる。このろ紙の フィルターの汚れ具合によって、空気中の有害物質の量がわかるんです。」



これだと作るのに高いお金をかける必用はありませんね。
PETボトルは環境を守る活動に一役かっているというお話でした。

問合わせ先
公害環境測定研究会  事務局長 林 ・ 伊藤
                Tel.06−6463−8003