松茸や黒豆、猪など、山の幸が豊かな 兵庫県篠山市。
何と丹波の山の中で魚(ヒラメ)の養殖が 行われています。養殖といえば、普通は 海で行いますが、魚のフンや食べ残しの エサ、大量の排水が海を汚す原因となり、 そのことが養殖業の悩みの一つでした。



そこで、そのような汚れの原因を外に出す のではなく、自然界にいる微生物に分解し てもらい、水を完全に循環させることで汚れの 悩みを解消しました。また、そのことで、山の中 でもヒラメの養殖が可能になりました。
水がキレイなので、魚の病気のための抗生物質 もいらないそうです。



「九州の大分の方ですでにすでに"森のヒラメ" としてのネーミングで出荷されており、 甘みがあってたいへんおいしいと評判です。 天然の魚と競うつもりはなく、薬を投与しない 魚として見ていただきたいと思っております。」
バイコム研究開発本部のバイオエンジニア の有馬啓太さん



色々な取り組みが行なわれていますね。
山で育った魚が店先に並ぶ日も、すぐそこまで来ています。