沖縄本島から南へおよそ300キロメートル の宮古島。ここでは大きな風車が回って います。西平安名崎にある沖縄電力狩俣 風力発電所の風車なんです。



宮古島のあたりは、たいへん強い風が吹く 地域。その風のエネルギーを使って、クリーンな 発電をしているんです。
風が強すぎて風車が回りすぎる日は、羽の角度  を調節して、電力の発生を安定させている そうですよ。



宮古島での風力発電は、まだ始まったばかり ですが、これから少しずつ発電量を増やして いく研究が続けられています。
現在は、風力発電で島の2%の電力を供給 しています。将来は、宮古島全島の電力を 賄うという壮大な計画が進んでいます。



沖縄電力配電課の普天間直紹さんは、
「風力発電システムは、21世紀の未来に 向けて限りない地球にやさしいエネルギー になると思います。」と話して下さいました。



風のエネルギーは無尽蔵です。
また地球温暖化の原因となるガスも出しません。
島の自然を守るためにも、これからのエネルギーとして注目したいですね。