環境に配慮をしている経営を行なっていることを証明する、全世界共通の規格。
それが、ISO140001です。

今日は、大阪府村野浄水場へやってきました。
1999年の8月にISO14001の認証を取得した とのことですが、こちらではどのような環境方針が 立てられているんでしょうか。
「5つの基本方針を組んでいて、特に私たちが 注目しているのは、電気エネルギー、汚泥の 削減。このふたつです。」場長の阪本憲司さん



浄水場で使うエネルギーは、何といっても 電気エネルギー。年間1憶5800万キロ ワットアワーも使っているそうです。その 電気エネルギーの削減に威力を発揮して いるのが、ガスコージェネレーションシステム。
天然ガスで発電機を回し、その電力を使う んです。浄水場のおよそ半分の電気を まかない、空気も汚しません。



そして、飲み水を作る時に出る汚れた泥には、 水分がたくさん含まれているんですが、 このシステムで発生する熱を使って、汚泥の 水分を飛ばすそうです。これによって、汚泥の重さ は、25%もダウン。汚泥を運ぶトラックの台数も 減らすことが出来ます。



大阪府村野浄水場がISOを取得しているのは 続けてきた環境への目配りというものを 表現手段として採用しているそうです。
環境にやさしい水づくりが今日も続けられています。