読み終わった新聞や雑誌などの紙製品を再び資源として有効に使うために、
私たちが回収に出す時に気をつけなければいけないことがいくつかあります。



古紙から紙を再生するには、いったんどろどろのパルプの状態に戻します。その時、もとの紙に混ざっていた粘土や、印刷のインク、紙をとめる金具や接着剤など、全て取り除かなくてはなりません。



こんなにも紙以外のものが混じっているのですね。
私たちが紙を回収してもらうときに、混ぜてはいけないものは、シールやワッペン、プラスチックのフィルムがコーティングされたもの、セロハンや布のテープです。
こういったものは必ず取り除いておきましょう。



さらに紙は、原料になるパルプの特性が使い道によってそれぞれ違うため、新聞、雑誌、段ボールなどにきちんと分別して出さないと、原料として使えません。



これらの身近な紙製品は、どれも紙をリサイクルして出来たものなんです。お店では、わかりやすくこのようにグリーンマークがついたものもあります。このマークは、古紙を有効に活用して森林資源を守っていますよというシンボルマークなんです。



紙は、貴重な資源のひとつです。みなさん、大切に使ってくださいね。