ここは豊中市の生活情報センターくらしかん。ロビーにはキレイなタペストリが飾られています。でも、よく見るとこれは傘の布で出来ているんですよ。この素敵なタペストリを作ったのは、とよなか市民環境会議エコグループの皆さんです。壊れた傘の布を使っていろいろなものを作っているんです。「傘は、軽いしほつれないし。本当に丈夫なんです。」と高島邦子さん。


傘の布のはずし方は簡単。まず、傘の中心をはさみで切り、骨に沿って布をぬいていきます。そしてミシン目に沿って布をさいていくと、全部バラバラになるというわけです。簡単でしょ。防水効果抜群の布ですね。



では、作品を紹介しましょう。
バッグです。「傘の柄がいろいろあるので、また作品が増えて、どんどん広がりますよね。」



防水効果抜群の盗難防止用の自転車の前カゴかけ。これならひったくり防止になりますよね。



レインコート。傘から生れたレインコートなんてとってもしゃれています。


そして、リュックサック。ちょっとした小物類が可愛くおさまります。


捨ててしまえば、ゴミになる壊れた傘。みなさんのアイデアと工夫すばらしいですね。