ここは京都府の木津町。どこでも見られるゴミ収集車のようですが・・・
実はここでは、ユニークなシステムが取り入れられています。このゴミの収集車に積まれたセンサーがゴミの重さを量り、そのデーターが役所のデーターベースに自動的に送られるという仕組みになっているんです。


そして、コンピューターの画面で町のどの地区でどれだけのゴミが出ているかがわかるんです。
「地域の特色がわかりますので、その地域の特色に応じた対策が講じていけるのが、一番大きなメリットです。二つ目に人口の伸び率とかそういうものをインプットすることにより、将来的なゴミ収集ルートの作成が出来ます。」と木津町リサイクル研修ステーションの堤原将智さん。



このシステムは、家庭のパソコンでもゴミのチェックが定期的に出来るんです。主婦の方は、「自分の地域のゴミをどのくらい自分自身が出しているかなということを学んでいます。」という意見でした。



ゴミの量が分かる地図を見ながら、ゴミを減らすなんてなんだか楽しそうですね。
ゴミ減量化の新兵器、これからもますます活躍するそうですよ。