「みなさん、普段たべている食べ物の素材には気を使っていると思うのですが、自分の住まいに使われている素材がどこで生まれて、どのように使われているのかというのを知らない人が多いと思うんです。」と花園設計事務所の小清水園恵さん。


滋賀県守山市にとてもユニークな建物が建っています。その名も「飛んでいるもむし」。建築家の小清水園恵さん。建設会社の秋村組、それにたくさんの一般参加者が集まって、みんなで作り上げた建物なんです。しかも、琵琶湖で生まれた身近な資源が使われています。


たとえば、紡績工場で使われた糸巻き、琵琶湖でとれたしじみの貝殻、いらなくなった八幡瓦などが建築材料としてふんだんに使われているんです。


建物の内部は、木のぬくもりがいっぱい。ここにも琵琶湖の資源がいろいろ使われました。
「たとえば、からすとか蓑虫を見ていると、自分の身近にある素材を上手に探し集めてきて、それで巣を作ってますけれども、それと同じように人間も自分の身近にそういう素材を探し出すことから始めて、そういう素材を生かしながら、まるで巣作りするような楽しい感覚で住まいを作れるようになったらいいんじゃないかと思ってます。」


 
間伐材
ヨシ紙 
おうみ米


琵琶湖が生んだ資源で出来た「飛んでいるいもむし」すばらしいですね。