大阪、淀川の城北ワンド群。ひとつの魚がこの淀川から、そして地球上から姿を消そうとしています。光り輝く美しいこの魚の名は「イタセンパラ」。日本の固有種でタナゴの仲間です。



体長はおよそ10センチ、秋には二枚貝の中に産卵するという、珍しい特徴を持つ淡水魚です。淀川水系イタセンパラ研究会は、6年前から魚を数えて生息状況を調べてきました。稚魚の数が2000匹をピークにどんどん減り、去年はなんと150匹にまで激減しました。



このうち親になれるのはごくわずか。この状態が続けば、イタセンパラが姿を消すことは避けられません。研究会では、釣り人や家族連れにここがイタセンパラの残された最後の聖域であることを訴えかけています。


イタセンパラが生活できる豊かな水辺は多くの魚たちにとってもまた私たちにとっても大切な場所だからです。


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