今日は、畳の話題なんです。
特に変わったところはないお部屋。でもちょっと違うところがあります。
「ええ、いいですよ。今までのとほとんど変わりないです。」という主婦のお話。いったい何が違うかというと、この畳です。



普通の畳と違って、実はこれ和紙からできているんですよ。和紙を織り合わせて畳表を作っているのは、大建工業岡山工場です。



特殊な技術を使って、こよりの様にあわされた和紙がまったく新しいイ草に生まれ変わっています。



大建工業岡山工場開発部長の鳥羽亨二さんは、
「イ草の畳表を使った畳もですね、ひじょうにいい性質を持っているんですけれども、最近の住宅はだんだんと気密化が進んで、カビとかダニだとか、そういうものが住まい方によって発生が心配されるようになってきました。そこで、そういうものが発生しにくい、しかも、リサイクル性のきくような材料として和紙を手がけた。」ということだそうです。


畳は、私たちにとっては身近なもの。そんな身近な道具にも環境への配慮がなされているんですね。