こちらは奈良県王寺町に住む浜田實さん。すべて捨てられたりいらなくなった電気製品の部品を使って作ってフクロウを作っているんですよ。でも、どうしてフクロウなんでしょうか。


「鳥の仲間でもすごく不思議な魅力を持った鳥だと思うんですね。それと、本来猛禽なんですけどもひじょうになんか姿形なんかに愛嬌があるというか、ある時たまたまテープで音楽を聞いていた時にテープのカセットの部分がフクロウの顔に見えまして。」と浜田さん。


なるほど、見方を変えるとフクロウに見えるというわけですね。この電話置きもご覧の通りです。浜田さんは時々、廃材置き場にやってきてフクロウの部品を探すんです。

「廃品がたくさん出ているということに何かやっぱりこれ考えないといけないんじゃないかなと。まあ私がやってますことはリサイクルという一般的な解釈からすると少し、まあ生活に役立つものを作っているわけでもないんですけども目でこう私の作ったものを見ていただきたいなあと、しかも子どもたちにそういうものをどんどん見て、ものの大切さというものを理解して欲しいなということを考えてます。」と浜田さん。