水をキレイにする力のある植物「ヨシ」。新しい芽が出て成長するためには、枯れたヨシを刈り取ることが欠かせません。そして、また刈り取ったヨシも有効に利用することが大切なんです。


そこで、ヨシの利用方法の一つとして開発されたのがコレなんです。
「琵琶湖や淀川水系の水が少しでもキレイにという思いでヨシの製品開発に努めています。」イトチューウールリミテッドの田中成佳さん。


刈り取られたヨシから繊維が取り出され、紙ができます。これがヨシを原料にした紙「レイクパピルス」。その紙に「より」をかけていくと糸のようになっていくんです。


これを布地に加工し、作られた製品がこれ。ユニフォーム!ほかにもお買い物に便利なバッグがあります。


そしてこちらは、ヨシの糸で編んだセーター。手触りもよさそうですね。このユニフォーム1着分のヨシで、琵琶湖の水がおよそ10トンキレイになるそうです。
「製品の完成度を高めて、マーケットを広げてその結果、水の環境保全に役立てたらなと思っています。」

水の浄化に役立つヨシ製品。私たちも水のことを考えたいですね。


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