2007/07/05

早いもので、今年も半分が過ぎ、7月に入りましたね。
さて、さりげなく「地球環境を守ろう!」という気持ちが芽生えてくる映画『河童のクウと夏休み』が、今月28日から公開されます。
地中に閉じこめられていた河童が少年に拾われ現代に蘇るのですが、暮らしていた川はコンクリートで護岸が固められ、もう住むことができない…。
映画『クレヨンしんちゃん』シリーズで数々の賞に輝いた原恵一さんが満を持して監督と脚本を担当され、友情・家族・思いやり・人と人との絆といった大切なことから、マスコミ・野次馬・いじめ・自然環境といった問題まで考えさせられる、この夏オススメの映画です。河童の存在だけがファンタジーで、それ以外の日常の風景は丁寧に描かれています。
だからこそ、河童の存在が生きてきて、観る者の胸に響いてくるのです。
少年が河童と一緒に川を泳ぐシーンは、とても気持ちがいいですよ!(U)
河童のクウと夏休み