ガラスの地球を救えスペシャル いま知りたいホントのこと

2010年4月29日(木・祝)<生放送>皆さんからのご意見大募集!

今年は生放送で4時間、テレビをご覧の皆さんと一緒に「ホント」のことを知り、考えていきます!

番組で特集する環境問題に対して、ご意見、ご感想、疑問、なんでも結構です。こちらまでお寄せください。番組の中でご紹介いたします。

◎今年の「ガラスの地球を救えスペシャル」、テーマは、「いま知りたいホントのこと」

「環境問題」に関して、今、世の中には「悲観論」から「楽観論」まで、さまざまな情報があふれています。しかし大切なことは、まず私たちが知りたいことを知ること。それが第一歩で、そこから、何ができるかを考えることだと思います。今年は生放送で4時間、テレビをご覧の皆さんと一緒に「ホント」のことを知り、考えていきたいと思います。

◎放送日

2010年4月29日(木・祝)<生放送>

◎放送時間

テレビ「ガラスの地球を救えスペシャル いま知りたいホントのこと」
午前の部:午前9:55〜11:35 午後の部:午後2:00〜5:54

ラジオ「武田和歌子のぴたっと。環境スペシャル」
午後3:00〜午後5:00

◎出演者

テレビ
午前の部
司会:朝日放送アナウンサー加藤明子・喜多ゆかり
出演者:堀ちえみ/江口ともみ/たむらけんじ/ミサイルマン/杉浦太陽/福岡伸一
午後の部
司会:朝日放送アナウンサー浦川泰幸/赤江珠緒
オブザーバー:福岡伸一(青山学院大学教授・分子生物学者)
出演者:大谷昭宏/石田靖/江口ともみ/たむらけんじ/杉浦太陽/水野裕子/酒井伸一(京都大学教授)

ラジオ
武田和歌子、井之上チャル
リポート:桂ちょうば

◎テレビの内容

午前の部:環境を守るため戦う、全国のエコファイターを紹介します
☆江口ともみ「イルカの楽園・御蔵島に生きる女将」
☆ミサイルマン「地球を救う!?エコな発明家」
☆杉浦太陽「南紀の海の温暖化と戦う男」
☆堀ちえみ「吉野の桜を守る人々」

午後の部:「ホント」のことを知り、私たちに何ができるかを考えます
「ガラスの地球を救えスペシャル」午後の部では、皆さんからのご意見も、FAXとホームページで募集いたします。番組をご覧になってのご意見、ご感想、疑問、なんでも結構です。こちらまでお寄せください。番組の中でご紹介いたします。

※放送終了にともないご意見の受付は終了しました。

1.消えゆく身近な生き物のホントのこと
今、私たち日本人にとってごくごく当たり前な生き物が世界から消えようとしています。みなさんは国内の「アサリ」の収穫量が激減していることを知っていますか?そして「ミツバチ」が世界中で謎の大量死を遂げていることを知っていますか?いったい何が起こっているのでしょうか?アサリが、そしてミツバチがいなくなると、実はとんでもない事が起こる可能性があるんです。身近にいることが当たり前な生き物が消えて行く怖さ……みなさんの知りたいホントのことは何ですか?

2.若者の農業ブームのホントのこと
現役農家の平均年齢は農業労働者の70%が60歳以上!日本の耕作放棄地は38万6千ヘクタール(埼玉県の広さに匹敵)にもなります。しかし、今、日本の農業が、若い人たちの間でかなり注目されていることを知っていますか?都会の真ん中で「マルシェ」という市場が大盛況だったり、ビジネスとして積極的に農業へ取り組む若者たちがいたり…。イメージ自体が「農業はダサイ」から「農業はカッコいい」へと変わりつつある日本の農業。若者たちをひきつけている農業……みなさんの知りたいホントのことは何ですか?

3.ゴミの行方・分別のホントのこと
私たちの生活にもっとも身近な環境問題のひとつである「ゴミ問題」。毎日の暮らしから出る、多くの家庭ゴミですが、今回は、私たちが家庭ゴミを出した後、ゴミはどうなってゆくのかをあらためて探りました。多くの方は、部屋ごとにレジ袋にまとめたゴミを、大きなゴミ袋に入れて捨てているのではないでしょうか?その「袋in袋」といわれる状態でのゴミ出しが、浜松市では今年4月から規制されることに。果たしてその理由とは!?また、ゴミは焼却されても、灰になって残ります。では、その灰の行方は…?私たちが捨てているゴミの行方……みなさんの知りたいホントのことは何ですか?

4.人類の未来を救う、夢の技術のホントのこと
身近な生活から環境を考えるものや、人類の未来を救う壮大なものまで、驚きの「夢の技術」を調べました。再生不可能なシュレッダーゴミが○○に変身!窓ガラスが太陽光発電パネルに!?ジェットコースターの原理を利用した、究極のエコ交通システムとは!?液体でも気体でもない、物質の第四の状態「超臨界」で、ダイオキシンも無毒化して普通の水になる!?私たち人類の未来を救うかもしれない夢の技術……みなさんの知りたいホントのことは何ですか?

5.世界中で猛威を振るう、外来生物のホントのこと
この番組では4年にわたって取材を続けている外来生物の問題。今やおよそ2000種ともいわれる外来生物によって、生態系は深刻な影響を受け、多くの在来種が危機的な状況に追い込まれています。1年で侵入種の駆除に世界中で使われている予算は、なんと133兆円!今回は、関西にも大きな被害をもたらす可能性のある巨大ナマズを追跡!そして、オーストラリアに120万頭以上生息し、年間560億円の被害を出している、野生のラクダを追います!身近に潜む外来生物の恐怖……みなさんの知りたいホントのことは何ですか?

6.瀕死の危機!近畿の山々のホントのこと
生駒山、六甲山、金剛山…私たちの最も身近な「大阪平野をとりまく山」。これだけ都会で、山が近い地域っていうのは、世界的に見てもあまりないそうなんです。一見どこも緑が青々と茂って、綺麗に見える山。ところが、今、近畿の山はどこも問題を抱え、瀕死の状態だというんです。100年前、六甲山が「禿げ山」だったことを知っていますか?人の手がまったく入らなくなってしまった山、逆に入りすぎた山。そのバランスが崩れたとき、山は死に向かう。近畿の山々に迫る危機……みなさんの知りたいホントのことは何ですか?

7.水の循環のホントのこと
地球上の水の97.5%は海水で、淡水というのはわずか2.5%しかありません。さらにそのほとんどが氷河であったり、深い地下にある地下水で、実際に飲み水や生活水として使える水は0.01%。海水が雨となって山に降り、再び海に還る、この大きな水の循環と、0.01%という、限られた水の循環、このふたつの循環が、私たちの命を支えています。
この循環を支える仕組みをあらためて調べてきました。上下水道はもちろんヒトの体も通って循環する水、そして地下水の活用……みなさんの知りたいホントのことは何ですか?

◎ラジオの内容

1.夕刊ぴたっと(午後3:12頃)
ABC報道局の戸石伸泰が「エコって何?」をテーマにエコロジーの解説。
地球温暖化の危惧が叫ばれて久しいが、いま日本では「森林」の危機が迫っている。
日本で50年前に40万人の森林労働者がいたのに、現在では5万人にまで激減。
荒れた森を放置すると川や海にまで影響が波及し、海洋汚染につながってしまう。

2.中継ちょうば〜ん!(1)(午後3:22頃)
大阪・北浜での生リポート。20歳台のカップルに普段はどんなエコを実践しているかを質問。
男性は要らなくなった服をフリーマーケットに出す、エコバッグを持って買い物するなど。
女性は自宅の浄水器からくんだ水を“マイボトル(水筒)”に入れて持ち歩くと証言。

3.ぴたっと。ジャーナル(午後3:35頃)
NPO・Gomi−jp 事務局長:小島理沙さんをゲストに招いて、過剰包装を減らす社会実験 「減装(へらそう)ショッピング」推進の現状を聞く。
神戸市のスーパマーケットで様々な商品の容器包装量の多少を計測。
その結果、包装の少ない商品には推奨マークをつけて購買動向の変化を調査。
ゴミのリサイクルは10年前と比べて2倍は進んでいるのに、1人が1日に出すゴミの量(約1kg)は変わらず。よって、商品の過剰包装を少なくしていく努力が必要。

4.あなたにぴたっと。(午後3:55頃)
番組に寄せられた“あなたにぴたっと。”なエコメッセージを紹介。
太陽光発電を5年前から自宅で実践、着ていた下着のシャツを風呂に持ち込んでタオル替わりに使用、洗顔時は水道水を出しっ放しにしない、など。

5.ちゃるぴたっ!何でもベスト3(午後4:07頃)
「エコリューション(エコロジー&レボルーション)」の号令とともに、“エコをイメージする曲ベスト3”を紹介。

6.中継ちょうば〜ん!(2)(午後4:19頃)
大阪・中之島公園での生リポート。バラ園でワインを飲んでいるご夫妻に普段からどんなエコを実践しているかを質問。
車を控えて出来るだけ歩く、ゴミの分別、エコバッグ携帯、自宅の照明をLEDに交換、風呂の水を翌日の花の水やりに使用、など。

7.にこにこエコクッキング!(午後4:37頃)
“食を通してのエコ”を実践している井之上チャル家の話。
むき終えたニンジンの皮、キャベツの芯、要らないネギ・白菜・ほうれん草等の根元部分などを鍋に入れてグツグツ煮込むと、これが美味しい「だし汁」となるので是非とも試してほしいと力説。

8.ぴたっと。カフェ(午後4:47頃)
武田和歌子のエコに対する考え・感想をまとめとして話す。
子供にエコを教えるのは難しいと実感。最近の幼稚園ではエコをテーマにした絵本をよく使っている。
子供は親の姿を見て育つので、水筒を皆で持って出るなど家族全員でエコに取り組む必要があるのでは?
リスナーに“皆さん、出来ることからエコを始めましょう!”と呼びかける。

◎ガラスの地球を救えスペシャル 過去の取り組み