今週は、同じ苗字を持ちながら、まったく方向性の違う2人の“尾崎”が相席旅に出る「尾崎相席」をお届けする。

“夕陽日本一”を宣言する静岡県賀茂郡西伊豆町。駿河湾に面した穏やかな町にやって来たのは、若者に大人気のロックバンド、クリープハイプの尾崎世界観だ。これには千鳥も「絶対に出るタイプじゃない」「なんでOKしたん？」と驚きを隠せない。

案の定、海沿いに現れた世界観は「自然を見ると不安になる」と、オープニングから独自の“世界観”を炸裂！街を散策すると、車の部品を製造する工場に吸い寄せられ、「いい匂い」とつぶやきながら、ねじの製造工程を見学させてもらう。

もうひとりの“尾崎”が向かったのは、北海道の南に位置する福島町。バリバリの女子プロレスラー、尾崎魔弓がチェーン片手に現れると、「こっちも世界観がある！」と喜ぶ千鳥。美人悪役レスラーとしてデビューし、54歳の今も現役のヒール役として活躍している。「止めてばかりいたら、ぶっ殺すからな！」と千鳥に悪態をつくものの、声がこだますると子供のように喜ぶ可愛らしさも。

昆布工場で作業を体験したり、するめ工場を見学したり、食堂で旅人と相席したり、見た目はイカツイが、普通にロケを楽しむ尾崎。実は福島町は横綱の千代の山と千代の富士を輩出した町で、毎年、「女だけの相撲大会」が開催されるとか。女相撲を立ち上げたお父さんと出会い、千代の富士が練習していたという福島大神宮の土俵に案内してもらう。そこで、女相撲の横綱2人の勝者と尾崎が勝負する！

一方、西伊豆の世界観は漁港で出会った海女さんと相席。磯に下り、波の音を聞きながら、岩ガキや亀の手を取る姿は意外と楽しそう。取った魚貝は食堂で特別に調理してもらうが、気になる食レポは…？

西伊豆町の山間に足を延ばした世界観は、廃校になった小学校をリノベーションした宿泊施設「やまびこ荘」を訪ねる。校長先生が温泉プールに案内すると、世界観が再び独特の世界観を発動！今回のロケで相席した人たちを呼び、25メートルプールで対決してもらおうというのだ。さらに、千鳥の2人がそれぞれ3連単で予想し、どちらかが当たれば「やまびこ荘」の宿泊券を視聴者にプレゼントする。突然の展開に戸惑う千鳥が、さらに衝撃を受けたワケとは！？そして、水泳対決を見届けた世界観の心境は…！