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  • 堀田真由

主人公・河野こうの美璃みり 役/堀田真由

Q.「たとえあなたを忘れても」への出演が決まったときの率直なお気持ちは?
うれしい気持ちと同時に、ピアノを弾くことだったり、オリジナルラブストーリーというのは初挑戦なので、そこにちょっとした緊張感もありますが、初主演は人生に1回しかできないので、今回の“1度きり“を思い切り楽しめたらいいなと思っております。
Q.萩原さんとのご共演、そしてラブストーリー。お気持ちをお聞かせください。
今作で4度目の共演になるので心許せる存在であり、戦友でもある萩原さんとご一緒できる安心感もありながらも、4作品目にして違った関係性と空気感の2人をお届けできることが楽しみです。
Q.脚本を読まれて、いかがでしたか?
今回神戸で撮影するというのもあって、浅野さんの脚本の中の景色や抽象的な描写がきっと神戸とぴったりと、目を閉じても想像できるきれいな絵になるんだろうなと感じました。またそれぞれ、悩みを持っている人物たちのセリフに、弱さだけでなく、浅野さんの力強いメッセージがあるところがすごく好きだなと思いました。
Q.由薫さんが歌う主題歌「Crystals」を聴いての感想は?
美しくて儚く消えてしまいそうな脆さがありながらも、希望を感じさせる強さ。
恋愛のワンシーンというよりももっと大きなものを感じる歌詞の意味以上のものを表現されている由薫さんの恍惚とした歌声に聴き入ってしまいました。
本当に素晴らしい楽曲を作品にもたらしていただき感謝しております。
季節の移り変わるこれからの時期、 肌寒くなってきた夜の空気に香りや触感までも浮かんでくる記憶や大切な人へ想いを馳せながら聴きたいです。
Q.ファンの皆様へメッセージをお願いします。
最初、プロデューサーの方から、タイトルの「たとえあなたを忘れても」のあとには前向きな言葉がつづくと思いますと伺い、私自身も本を読みながら、それぞれのキャラクターが人生に迷ったり葛藤したりする中で、自分の居場所を見つけられるような出会いをしていく前向きな作品だなと感じました。儚いラブストーリーではありつつ、希望も生まれる作品だなと思いますし、空は“今”を生きている人物なので、毎週日曜にこのドラマを見て明日からの1週間を大切に過ごそうと思っていただけると嬉しいです。
  • 萩原利久

青木あおきそら 役/萩原利久

Q.「たとえあなたを忘れても」への出演が決まったときの率直なお気持ちは?
素直に嬉しかったです。同時にとても難しい役だなとも感じました。ここ数年で色んな役を演じることができ、今こそ、その経験全てを活かして全力で臨みたいなと思いました。
Q.堀田さんとのご共演、そしてラブストーリー。お気持ちをお聞かせください。
共演は4回目なので、とても安心感があります。ラブストーリーですが、1周回って、緊張しないかなと思っていましたが、ポスター撮影の時は2周回って、変な緊張しました。笑
丁寧に2人の関係性を演じていけたらいいなと思っています。
Q.脚本を読まれて、いかがでしたか?
こんなにも温度を感じる台本はなかなか出会えないなと思いました。
描かれている人物がとても丁寧で、読んでいるだけで、どんどんその景色が見えてくるような。
この感じた温度を細部まで視聴者の皆様に届けたいです。
Q.ファンの皆様へメッセージをお願いします。
とても真面目に、、、がんばります。
難しい役ですが、丁寧に全力で臨みますので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
  • 風間俊介

遠山とおやまたもつ 役/風間俊介

シャボン玉や花火の光のように、儚さを感じる切ない物語だと感じました。さっきまで確かにあったはずなのに、フッと今までが夢だったかのように日常に戻ってしまう。誠実に、この物語の人物たちと向き合っていきたいと思います。私が演じる保は周囲に気を配り、話を丁寧に聞く人物のように思います。保を“どう演じるか”、ではなく保として“人物にどう向き合うか”を大切にし、この美しい物語の一部になれる幸せを噛み締めながら、演じていきたいと思います。

  • 岡田結実

藤川ふじかわ沙菜さな 役/岡田結実

登場人物達の相手を想う気持ち、想いすぎて時には交わらなかったり、うまく行かなかったりそういうのって私の人生にもあったなあって重なる部分がありました。
でも、何かを忘れていたとしてもその人が私にくれた温かさみたいなものは何年経っても感覚的に覚えているものだったりする。沙菜は自分のことよりも空を凄く大切にしていて、空に関わる全ての事も大事に想っていて、だからこそ心配になるところや愛おしいところが沢山あるので、その全てを愛情を持って演じる事が出来たらいいなと思っています。

  • 畑芽育

宮下みやしたあかね 役/畑芽育

茜は一見、明るくはつらつとした女の子に見えるのですが、空と同様に記憶障害を抱えています。日々茜のことを考えてはとても愛おしい女の子だなぁと感じています。
それぞれが複雑な事情を持ちながら、それでも前を向いて人生を歩んでいく姿に勇気をもらえるようなドラマだと思います。美璃と空をはじめ、2人を取り巻く様々なキャラクターたちとその関係性にも注目していただきながら楽しんでもらえたら幸いです。

  • 檀れい

青木あおき理佐子りさこ 役/檀れい

記憶障害の息子を持つ母親役ですが、ドラマで見えている部分はほんの一部で、その裏にある実際には描かれていない部分が理佐子を演じる上でとても重要でした。
家族を想う気持ちや息子に対する想いなど、いつも以上に心の襞をきめ細やかに演じられたらなと思っています。
美璃と空、まさに水彩画のような世界観の二人の心あたたまるストーリーをお楽しみください。

  • 松井玲奈

もり亜弓あゆみ 役/松井玲奈

人生には乗り越えなければならない壁にぶち当たることがあります。作中でも、それぞれが壁と向き合うことになるのですが、どう乗り越えていくのか、ぜひ応援しながら見ていただけたらと思います。
私が演じる亜弓は、自分なりの正しさを持っているが故に、正論で人を傷付けてしまう瞬間もある人。
カットがかかると「怖い」と言われることもありますが、彼女の別の一面を、真実味を持って演じられたらと思います。

  • 森香澄

衛藤えとうまりあ 役/森香澄

オファーを聞いた時は、嬉しい気持ちと私に務まるだろうかという不安な気持ちが入り混じっていました。元々ドラマを見るのが好きで、いつか役を演じてみたいと思っていたのですが、こんなに早く叶うと思っていなかったので本当に感謝しかなかったです。不安もありますが、楽しみながら精一杯演じようと思いました。
私自身、小さい頃からピアノを習っていて、ピアニストを目指していた時期もあったので、まりあと重なる部分は多かったです。彼女のいる世界は一見華々しく見えますが、美璃にもまりあにもそれぞれ抱えている思いがあると思います。華やかさを表現しつつ、人間らしい部分も同時に演じられたらと思います。今回、ピアノの練習から役作りを始めたので、私なりのまりあを演じたいです。

  • 丸山智己

青木あおき智也ともや 役/丸山智己

儚くも美しく、とてもピュアなラブストーリーです。ご覧いただいた方にとって、当たり前にやってくる毎日や近くにいてくれる人が少しだけ愛おしく思えるような、そんなドラマになったら幸いです。
僕が演じる智也は、空の記憶の中の存在と言いますか、封印された存在。その見え方によって印象も変わってくるのかなと思います。皆が一様に苦しみを抱えている中、彼もまた人知れず苦しんだ人なのかもしれません。
その苦しみに寄り添いつつ、素直に演じたいと思います。ぜひご覧ください。

  • 須藤理彩

宮下みやした光恵みつえ 役/須藤理彩

記憶を無くしてしまった娘との、まるで日常を取り戻したかのように見える日常会話の中でも、まだ埋まり切っていない距離感や、母親としてただ見守る事しかできないもどかしさや葛藤みたいなものを感じてもらえたらなと思います。
美璃と空の恋愛の行方は勿論ですが、家族の愛、友人の愛も沢山詰まったドラマです。「純粋に人を愛するってこんなにも、苦しくて切なくて、美しいものなのかー!」と、胸がときめくひと時になっていただけたらと思います。

  • 加藤貴子

河野こうのゆかり 役/加藤貴子

子どもを思うほどに、親を思うほどに、かえってうまくコミュニケーションがとれなくなってしまい、ボタンをかけ違えてしまう親子の愛情に共感してもらえるような母親を演じられたらと、思います。
このドラマのたくさんの登場人物に、いっぱいハラハラしたり胸が締め付けられたり、共感して、「誰かを真剣に愛したいな」、「これからも愛し続けたいな」と思っていただけたら幸いです。

脚本/浅野妙子

これは、何度も記憶を失い続ける青年と、その青年を愛する女の子の物語。まじりっけなしの純粋なラブストーリーです。若者のテレビ離れ、恋愛離れが指摘されるようになり、少し前までこうした純粋なラブストーリーはドラマの企画として敬遠されていました。実際、生活の不安が先だって恋愛どころじゃないとか、一人で趣味に耽っているほうが楽しいから恋人なんか要らないという若い人の声もよく耳にします。純愛ブーム、トレンディードラマ真っ盛りの頃に青春を過ごした私は、そんな声を聞くとちょっと寂しい気持ちになります。どんな人の心の中にも、恋への憧れや萌芽は眠っているし、ドラマにはそれを呼び起こす力があると信じたいのです。
恋愛は儚いものです。たとえ記憶障害でなくても、昨日の恋が明日も明後日も続く保証はありません。時間の無駄といえば無駄です。でもそんな恋という儚い炎を、少しでも長く灯そうとする祈るような思いの尊さ、人生の妙味は成果ではなく一瞬一瞬の輝きのうちにあるということを、若い人たちに、少しでも感じ取ってもらえたらなと思っています。