脚本家として仕事がない頃から夫である賢太を経済・精神の両面で支え続け、家事・育児も担ってきたスーパーウルトラな妻。
賢太が所属する事務所「株式会社ASAYAMA」の社長で、賢太が監督する映画のプロデューサーも務める。
入浴タイムが唯一息抜きできる時間。

国民的ドラマを手掛けるシナリオライター。
本当は映画監督で食っていきたいと思っているが、監督としての企画はなかなか通らない。
自分が認められることに必死のあまり、家事も子育てもないがしろにして、エゴサーチに時間を費やしてしまう。

高校1年生。女子の野球チームに所属している。
スポーツはできるが協調性があまりなくチームから浮いている。
反抗期真っ盛りなこともあり、弟の晴太や両親に対してイライラしてしまう。

小学6年生で不登校気味。自閉スペクトラム症の診断を受けている。
ゲームや漫画など、好きなことに没頭するとやめられず、朝子と賢太を振り回す。
カメが好き。

デジャブピクチャーズの映画プロデューサー。公私共に朝子のよき理解者。
朝子が持ち込んだ賢太の映画監督デビュー企画を担当し、実現のための提案や交渉に骨を折ってくれる心強い味方。

晴太が通う療育センターの職員。
発達障がいの特性から学校になじめない晴太が、心を開く存在。

晴太の小学校のクラス担任。
学校を欠席しがちで同級生とも良好な関係を築けない晴太を、適切な声がけで優しく見守る。

朝子が賢太のために立ち上げた事務所に所属する売れない俳優。
賢太とは学生時代からの付き合いで、まもなく50歳を迎えると言うのに、脚本家として出世した賢太にドラマの出演も飲み代もせがまなければならない身の上。
晴太とは気が合い、撮影で家を空けがちな朝子と賢太に代わって、晴太の面倒を見る。

晴太の希望で飼い始めた朝山家のペット。
リビングの片隅から、いつも家族を見守っている。

桐子の上司。朝子が持ち込んだ企画『夜山家の人々』の映画化には消極的。ヒット確実な作品を求めるリスク回避型のプロデューサーだが、何かと朝子たちの打ち合わせには加わってくる。

中野とともに「株式会社ASAYAMA」に所属する売れない俳優。賢太や中野たちと飲んでは、「賢太の映画に出してほしい」とバーター枠を狙っている。

中野とともに「株式会社ASAYAMA」に所属する売れない俳優。中野たちとつるんではいるものの、賢太の映画には興味がない様子。

人気・実力ともに申し分ない売れっ子俳優。最近は海外進出にも目を向けている。

最近フリーになったばかりのベテラン女優。はっきりした性格で発言もストレート。

このところ露出が減少し、落ち目感が漂う俳優。卑屈でウジウジしたところが賢太に似ている…？

職人気質なベテランのカメラマン。自分の感覚に合わなければ、監督の賢太にも構わず文句を言う。

『夜山家の人々』の助監督。温厚な性格で、現場の段取りもテキパキとこなす頼りになる存在。

『夜山家の人々』が初めての仕事となる新人記録（※撮影現場でシーンやカットの詳細を記録し、管理する役割）。溌剌とした性格で気配り上手。

朝山家の2階に居候するイラン人。賢太の作品を楽しみにしている。

朝子と賢太がボランティアで関わっている女の子。晴太と似た特性がある。