ビーバップ!ハイヒール

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2017年6月22日(木)

学校では教えられない!エロすぎる古典

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
祥子
大野聡美(ABCアナウンサー)
ゲストブレーン
大塚ひかり(古典エッセイスト)
この回の内容に興味がある方は・・・

日本人なら誰もが知るおとぎ話の「かぐや姫」は、竹から生まれたかぐや姫が地球での生活に馴染めず、月に帰ってしまう物語。だが、これは子供向けのかなりマイルドな内容になっている。というのも、平安時代に書かれた原典の「竹取物語」を紐解くと、とんでもなくエロい内容が綴られているのだ。さらに、亀の恩返しの物語だと思っていた「浦島太郎」も、原典では亀が乙姫に姿を変え、乙姫が浦島太郎を逆ナン。後は竜宮城でのめくるめく性愛が描かれている。このように「おとぎ話をはじめ、学校で習う日本の古典のおよそ9割が性愛がらみの“エロ”」だというのが、古典エッセイストの大塚ひかり先生。古典をエロの視点から読み解く数々の著書をもつ大塚先生が、今回は学校では教えないエロすぎる古典について解説する。

かつての日本では、子孫繁栄や家の繁栄につながる“性”は、「政治」の“政”でもあり、「生きる」の“生”にもつながり、「エロいほうがエラい」という価値観だったという大塚先生。その価値観は、私たちが真面目に勉強した世界最古の長編小説「源氏物語」にも反映されている。教養と実力を兼ね備えたイケメンの光源氏が数々の女性と恋を重ねる様を綴った雅な恋愛小説として知られているが、本当は学校では教えられないほどエロくてゲスな物語だった!そもそも、初恋の相手が父の後妻となった義理の母の藤壺。だが、藤壺が手に入るはずもなく、代わりに藤壺に似たわずか10歳の美少女を見初めるロリコンぶり。そんな光源氏の、やりたい放題で、とんでもないタブーまで犯す恋の遍歴を紹介する。

平安時代の女流日記文学として勉強した人も多い「和泉式部日記」。だが、これも実は、性に奔放だった平安貴族も驚くほどスキャンダラスな恋を重ねた魔性の女、和泉式部が自ら実際の恋愛の軌跡を綴った、今でいう告白本だった!番組では現代ドラマに再構成して内容を紹介。ドロ沼不倫から略奪愛までを赤裸々に告白し、大ヒットしたという「和泉式部日記」の世界を紹介する。

また、古典のなかの「恋するオンナの㊙テク」をクイズ形式で紹介。古今和歌集からは「通い婚のため、女性は自ら男性に会うことが叶わなかった平安時代、女性の間では、恋しい人に抱いてほしいときにおまじないをするのが流行したとか。そのおまじないとは何か?」という、平安女子の乙女チックなクイズを出題する。

「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「妻の悩みを旦那は分かるのか!?」をお届けする。人気企画「妻が急に美しくなったら旦那は分かるのか!?」の“お悩み版”。夫には、一般女性の「悩み相談」というニセ企画に参加してもらい、すりガラス越しに声を変えた状態の妻の悩みを聞く。夫は相談者が自分の妻だと気づくかどうかを検証する。すりガラス越しに奥さんからは夫のグチが噴出するが、はたして、夫は気付くのか!?

大塚ひかり(古典エッセイスト)

古典エッセイスト。神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業後、出版社に勤める。1991年、平安朝古典を題材にした『愛はひき目かぎ鼻』を刊行して以降、『源氏物語愛の渇き』など『源氏物語』を中心にした古典エッセイストの地位を確立。著書に、『カ・ラ・ダ・で・感・じ・る源氏物語』『太古、ブスは女神だった』『古事記 いのちと勇気の湧く神話』『本当は酷かった昔の日本 古典文学で知るしたたかな日本人』『快楽でよみとく古典文学』など多数。下ネタ、マンガ等関心分野は広く、TBSラジオ『ストリーム』でコラムの花道のコーナーなどに出演。

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