ビーバップ!ハイヒール

  • 番組概要
  • 過去の放送内容
  • 出演者
  • モバイル
放送内容
過去の放送内容
BACKNUMBER

2010年10月07日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17放送

世界を救ったニッポンの医療

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
澤山璃奈
岡元昇(ABCアナウンサー)

スポーツや映画など様々な分野において、世界中で活躍している日本人。あまり知られていないが、医療の分野でも世界的な功績の数々を残している。1950年に開発され、多くの胃がん患者を死の恐怖から救った胃カメラや、江戸時代に華岡青洲が世界で初めて開発した麻酔薬。そのほかにも日本人ドクターたちは数々の世界的な功績を残し、世界を救ってきた。今回は、東京大学特任助教でサイエンスライターの佐藤健太郎先生が、日本人ドクターの知られざる物語を紹介する。

近年でいえば、2007年にiPS細胞を発見して世界から称賛を浴びた京大の山中伸弥教授が記憶に新しい日本人ドクターの活躍。そのほかにも、ビタミンを世界で最初に発見したのも日本人の研究者、鈴木梅太郎で、これは歴史的に大きな意味をもつ発見だったという。

「日本人が持つ、一つの事をやり抜く勤勉さと、未知のものへ挑むフロンティアスピリットが世界的功績を生みだしてきた」という佐藤先生。そんな日本人ドクターのひとりが、“近代医学の父”とまで呼ばれる北里柴三郎だ。彼が発見したのは「予防接種の原理」。人類を菌やウイルスから守る予防接種は感染症の予防として世界中で取り入れられている。その原理を北里はどのように発見したのか?1885にドイツに留学し、粗末な扱いを受けながらも、勤勉さとフロンティアスピリットで医学界の常識を覆す発見をし、世界に認められた北里の物語を紹介。さらに、一同も大感激した北里の崇高な精神を表すかっこいいエピソードとは!?また、ヨーロッパの人口を激減させたこともある「ペスト菌」を世界で初めて発見したのも北里で、数々の世界的功績を残した彼は、「今ならノーベル賞もの!」と一同が称賛する。北里が日本に設立した「伝染病研究所」に所属したドクターたちも数多くの功績を残しているが、なかでも有名な人物が野口英世。「梅毒菌の純粋培養」に成功し、ノーベル賞候補に3度もノミネートされた偉人だが、佐藤先生は野口の意外なエピソードを明かし、凡人たちを驚かせる。1980年代、突如、現れ、全世界を恐怖に陥れた感染症「エイズ」。その治療薬を世界で初めて開発したのも日本人ドクターだ。アメリカで研究していた満屋裕明が開発した新薬でエイズ患者たちの多くが寿命を全うできるようになった。だが、治療薬開発のウラには満屋の命をかけた挑戦があったという。高い志で数々の困難にも負けず、治療薬の開発に成功した満屋の物語を紹介する。また、日本の最先端医療についても紹介。なかでも、ブラマヨ小杉を大興奮させたのは・・・!

「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「リカバリー王選手権」第9弾。今回も、見た目イマイチ君たちが特技で見た目をリカバリーするはずが、スタジオを愕然とさせる男子が登場!全くリカバリーできないどころか、さらにマイナスになってしまう珍事態発生!?

佐藤 健太郎(さとう けんたろう)
佐藤 健太郎(さとう けんたろう)

ビーバップ2回目の登場。つくば市内の医薬品メーカーにて新薬研究に携わる傍ら、有機化学に興味を持ってもらいたいとの思いからウェブサイト「有機化学美術館」を開設。その後、サイエンスライターとして活動。2009年より東京大学大学院理学系研究科広報担当特任助教。著書に「有機化学美術館へようこそ」「化学物質はなぜ嫌われるのか」など。

この回の内容に興味がある方は・・・

トップへ戻る

©ABC TV All rights reserved.