ABC 女子アナ美容部

第69回

今が旬の甘い根菜でほっこりおモテなし!

2012.12.26 更新 by. 上田剛彦


この時期冷え込みが厳しくなるにしたがって、野菜はどんどん甘くなります。
なぜだか知ってますか?糖度が高い方が氷点が低くなるので、凍ってしまわないように自らを甘くするそうです!野菜も賢く生きているんですね。

今が旬の甘い根菜でほっこりおモテなし!

ということで、今が旬、甘い甘い大地の恵みの根菜類をたっぷり使って冬のおもてなしです。
ほんのりと自然の甘さが口に広がると、何となく心がほっこりします。
あらかじめ作っておけるもの、煮込んでおいてアツアツを出せるもの、さっと火を通してすぐに食べるもの、この3品ならテーブルを囲んでゲストと温かい会話が弾むはずです。
ぜひ試してみてください!

作り方

鶏肉とカブの白ワイン煮30分
鶏肉とカブの白ワイン煮
冬のカブは最高に甘くて美味しい
材料(4人分)
鶏もも肉 200g
カブ 4株
オリーブ 12個
にんにく(みじん切り) 1片
オリーブ油 大さじ2
タカノツメ 1本
コショウ 少々
白ワイン 1カップ
しょう油 大さじ2
  1.  鶏もも肉は一口サイズに切り、軽くこしょうをしておく。
  2.  カブは葉を落とし、皮を厚めにむいて1/4に切る。茎の部分は1センチくらい、葉の部分は適当な大きさにカットしておく。
  3.  鍋にオリーブ油とみじんぎりのにんにく、タカノツメの輪切りを入れ、低めの温度でじっくりと香りを油に移す。
  4.  3に鶏もも肉を入れ、表面がキツネ色になるまで炒め、火を強めてカブを加え、さらに炒める。
  5.  3等分くらいの輪切りにしたオリーブ、白ワイン、しょう油を加え、弱火で10分ほど煮て、最後に茎と葉を加えて5分ほど火を入れてできあがり。

    * カブが煮崩れないタイミングをしっかり見てください。
        崩れても美味しいんですが、あまり見た目がよくないので。
    * スープには、鶏の旨みやカブの爽やかな甘みと葉の苦味、にんにくの風味もついているので、
        パンをつけて食べるとボリュームも上がります。
    * オリーブは塩分が強いので、その濃さによってしょう油の量を調節してください。
長いものクリームチーズ炒め〜醤油風味10分
長いものクリームチーズ炒め〜醤油風味
チーズを全体になじませるのがポイント。
材料(4人分)
長いも 200g
クリームチーズ(ブラックペッパー入り) 1個
オリーブ油 大1
しょう油 大1
  1.  クリームチーズを冷蔵庫から出し、常温にしておく。
  2.  長いもを一口サイズに乱切りにする。
  3.  オリーブ油を入れて熱したフライパンで長いもを、透き通って軽く表面がカリッとして焼き色ができるまで炒める。
  4.  火を止める直前にしょう油とチーズを加え、全体によくなじませる。

    * クリームチーズは溶けにくいので焦げつかないように箸で細かくちぎりながら味をつける。
    * オリーブ油、チーズの代わりに、バターでも美味しいです。
        焦がしバターとしょう油は最高の組み合わせ。
ニンジンとリンゴのシャキシャキサラダ15分
ニンジンとリンゴのシャキシャキサラダ
レーズンを入れたり、
白ダシを加えたりしても美味しい。
あと一品が欲しいときに
材料(4人分)
ニンジン 1本
リンゴ 1/4個
適量
オリーブ油 大さじ2
粒マスタード 大1
大さじ1
砂糖 小さじ1
  1.  ニンジンとリンゴは5センチほどの長さの千切りにする。
  2.  ニンジンは塩を適量振り、10分ほど置き、水気が出たら手でしっかりと絞る。
  3.  リンゴと合わせ、オリーブ油、マスタード、酢、砂糖と和えてできあがり。

    * 千切りはスライサーを使ってもいいんですが、斜め切りしてから少しずらして並べ、
        縦に細く切っていくと形がバラバラになって歯ごたえの違いが楽しめます。
    * 塩をしたニンジンはしっかりと水気と共に塩分を落としてください。
    * 砂糖はお好みで。ドライフルーツミックスなどを混ぜても。