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2012年12月2日放送

老後の楽しみが奪われる家

この物件が抱える問題

  • ■孫たちが遊びやすいように居間の襖は外しっぱなしにしているが、食事のときにテーブルを並べるのに袖壁があるので不便
  • ■並べるテーブルは2階に置いてあり、食卓の準備をするときに毎回下ろしてこなければならない
  • ■階段は狭く、50度以上の急傾斜でテーブルを持って下りるには危険が伴う
  • ■食卓は大小様々な大きさで、高さも違うテーブルを3つ並べている
  • ■袖壁があるせいで大勢で食卓を囲むときに、料理や飲み物が運びづらくなっている
  • ■居間と台所の通路は狭く、その動線上にコンロがあるため火を使っているときに孫たちが通ると危険
  • ■たくさんの料理を作るのに娘たちも協力するが、台所が狭いため3人並ぶととても窮屈
  • ■トイレはひとつしかなく、孫たちが来たときには常に順番待ちが発生してしまう
  • ■歯ブラシも洗面台には置ききれず、台所に置いてあり洗面台で順番待ちしながら歯を磨いている
  • ■普段使わない2階は孫たちの格好の遊び場だが、押入れに入りきらない布団がたくさん部屋の中に積み上げられている
  • 写真:サムネイル
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この問題を抱えた物件に、立ち上がった「匠」とその技

写真:「匠」の顔写真

狭小空間の航海士 三瓶満真

今は小さいからまだいいが、孫たちが大きくなるとますます渋滞してしまう。

全ての問題を解決したそのビフォーアフターをご覧ください!!

赤いカメラをクリックするとビフォーアフターの変化をご覧いただけます

家族の幸せを願った「匠」からのアイデア

大人数でも困らない空間
玄関にはもともと道路から70センチの高低差がありましたが、新たに設けた階段とは別に手すりつきの緩やかなスロープを設けて段差なく繋げています。さらに家の中へも段差なくバリアフリーに繋がりました。

新たな玄関は、大人数でも窮屈にならないように広い三和土になり、天井高いっぱいまである大容量の靴箱が設けられました。これで総勢12人が集まっても靴でいっぱいになることはないでしょう。腰を掛けて靴を脱ぎ履きできるベンチや、階段下に収納を設けてわずかなスペースも無駄にしません。

「匠」オリジナルのダイニングテーブルは天板が二重になっており、それを左右に引き出せば、なんと倍の大きさに。カウンターに収納されているベンチも二重になっていて、取り外して横に並べれば家族12人で囲める大きな食卓に早変わり!

リビングを飾るのは、6人の孫たちが描いた何とも可愛らしい絵。壁紙を傷めないように特殊なシールに転写されており、家中がにぎやかなにぎやかな雰囲気に包まれます。
画像: 匠のアイデア
生活環境も使いやすく
新たなキッチンにはもちろん大容量の収納が設けられており、それだけでなく床下にも大容量の収納を設けて、ここにも食品や調味料をしまっておけます。

キッチンの反対側には、大きな窓から明るい日差しが差し込むゆったりくつろげるリビングスペース。ダイニングとの境に引き戸を設けており、それを閉じれば客間としても使えるのです。


お風呂も広く生まれ変わりました。ユニットバスは孫たちが一緒に入れる大きなものに、浴室乾燥も完備されて洗濯物を干すことが出来ます。
画像: 匠のアイデア
使っていなかった2階をフル活用
日当たりがよく、風通しも良い2階には室内でたくさんの布団が干すことができるようになりました。この布団干しの下にはレールが設けられていて、干した布団をそのまま押入れにしまえるようになっており、布団を出し入れする作業もずっと楽になりました。

階段脇のスペースを活用して、2階にもトイレと洗面台が出来ました。これで孫たちの渋滞を緩和して、夜中でもトイレに行くときに暗い階段をわざわざ下りる必要はないでしょう。洗面台には歯ブラシをしまえる収納があり、開閉式の鏡も付いています。

新たに夫婦の寝室も2階に設けられました。ベッドにして寝起きが楽になる上に、トイレも近くにあるのでこれからは2階を十分に活用して暮らしていけます。
画像: 匠のアイデア
今回お手伝いいただいた工務店の皆さん
写真:工務店の皆さん
埼玉県さいたま市 株式会社 山崎工務店
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