倉橋英太郎

リフォームの匠
2回登場

1階が見えない家

堤防工事で道路が高くなり、1階が完全に道路の下になってしまった家。
初登場、倉橋英太郎は特製のシステムキッチンを斜めに配置し、板に角度のある格子戸を設置することにより、道路から丸見えだった室内への視線を遮るだけでなく、美しい景観を取り込んだ。また、二つの子供部屋を貫き、照らす向きを自在に変えることが出来る照明は、思い出の床柱を再利用。暖かさ溢れるリフォームが完成した。
(04年7月18日放送)

お風呂が階段にある家

浅草で創業65周年の老舗とんかつ屋を営む家。
かつて、改装した際に無理矢理柱を切断し、そのせいで土台が家の重さに耐えられず、 崩れかけていた家は、様々な補強が施されました。
古びた外観は、古き良き時代の町並みを彷彿とさせる重厚感漂う蔵造り風に仕上げられた 風情ある佇まいへと変化しました。 さらに、客席に並ぶ椅子の背には、亡くなった母の形見の着物が貼られ、 店内は華やかに彩られました。

(06年2月26日放送)