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2013.2.19

プリキュアシリーズ記念すべき10作目となる
「ドキドキ!プリキュア」の制作発表会見を開催しました!

放送を目前に控えた1月25日(金)、新しいプリキュアの声を演じる生天目仁美(なばため ひとみ)さん、寿美菜子(ことぶき みなこ)
さん、渕上舞(ふちがみ まい)さん、宮本佳那子(みやもと かなこ)さんがそろって、東京・新宿のアフレコスタジオにて記者会見に臨みました。

左から宮本佳那子さん、寿美菜子さん、生天目仁美さん、渕上舞さん

Q.新プリキュアに起用された喜びや意気込みについて

生天目

「ずっと夢だったプリキュアになれてとてもうれしいです。
よろしくお願いします!」

寿

「大役をいただけてとても光栄です。頑張ります!」

渕上

「女の子にたくさんの夢を与えられるよう頑張ります。」

宮本

「プリキュア5でエンディングソングを担当させていただいた時から、子どもたちのプリキュアに対する熱いまなざしを感じていました。今回、声優として作品に携わることができ感動しています。」

Q.自身と演じるキャラクターとの共通点や違いについて

生天目

「私もマナと同じようにグループのリーダーになることが多かったのですが、タイプとしては逆に周囲に助けてもらうという感じでした。
今回の役が決まった時に、友達みんなが喜んでくれて、マナと同じようにみんなから愛されていると感じることができました。」

寿

「六花のように勉強大好き!とは決して言えません(笑)。でも、六花はマナのことが大好きで、生天目さんと初めて一緒に収録をしたときの感触をいつも思い出しています。」

渕上

「子どもの頃からなぜかお嬢様に間違われることが多かったんです(笑)。今回、ありすとの出会いは運命かと思いました。性格的にはわたしはどちらかというとせっかち。おっとりしたありすとの違いを楽しんでいきたいです。」

宮本

「責任感、使命感の強い、でも等身大の中学生で心の葛藤もある。そんなキュアソードに共感します。」

Q.これまでプリキュアをどういう存在と見てきましたか?

生天目

「新人の頃、1作目のプリキュアに出演させていただき、スタッフや役者のみなさんがとても輝いていたのに感動し、いつか自分も、この作品でそんなお仕事ができたらと思っていました。でも、まさかキュアハートになれるとは思っていなかったので、決まった時は号泣しました。」

寿

「小学生の頃に見ていた作品。日曜朝8時半と言えば『プリキュア』ですよね。これからの子どもたちも同じ思いで見てくれると思うとので、とてもうれしいです。」

渕上

「声優の養成所にいた頃、カラオケでよくプリキュアの曲を歌っていたことを思うと、感慨深いです。また、この役が決まってから、直接知らない方からも含めたくさんのメッセージをいただきました。偉大な作品だということを改めて感じ、その期待に応えたいと思っています。」

宮本

「プリキュア5の時に、歌い手チームとしてアフレコ現場を訪問して、声優チームのお仕事を拝見し、とても感激したことを覚えています。この作品はチームのつながりでできているんだなと思いました。」

Q.現在4人のチーム感はどうですか?

生天目

「先日初めて、4人一緒に声を合わせるアフレコに臨んだのですが、一発で決まって、私たちが思っている以上に4人はつながっていると感じました。」

寿

「仕事終わりにみんなで食事に行った時、スタッフも含めほとんど全員が参加しているのを見て、みんなこの仕事に打ち込んでいると感じました。これから1年間、ドキドキしながら進んでいけると思います。」

渕上

「最初から打ち解けることができましたが、さらにこの先、どんどん絆が深まっていくことに期待しています。」

宮本

「最初のアフレコではとても緊張して半べそ状態だったんですが、3人を見て、『みんながいるから大丈夫!』と心強く感じることができました。歴代の先輩たちに負けないチームになると思います!」

Q.プリキュアの魅力についてどう思いますか?

生天目

「女の子なら誰でも持っている変身願望が詰まっている。私はこの作品が始まった時から子どもではありませんでしたが、それでも変身したいし、女の子なら誰でもプリキュアになれるというのが魅力だと思います。」

寿

「演じてみて改めて思うのは、感情をストレートに伝えるので分かりやすい。だからみんなの心に届くのだと思います。」

渕上

「なんといってもキラキラ感。ポスターも衣装も髪型も何もかもキラキラで、変身シーンを演じた時もみんな『わぁっ!』となりました。その思いは年齢に関係ないと感じています。」

宮本

「あきらめない心。彼女たちは絶対に『ま、いっか』とは言わないんです。お父さん、お母さんから見たらこんな子どもに育ってほしい、子どもたちから見たらこんなお姉さんになりたい、プリキュアはそんな存在だと思います。」

Q.作品のみどころと、演じるキャラクターのみどころは?

生天目

「対立する『ジコチュー』の自己中心的な心ですら、愛で包んでしまう、あふれんばかりの愛が今作のみどころです。マナの魅力は、人のためを思い頭より体が素直に動いてしまうところ。私自身あこがれの存在で、今はマナの愛に包まれながら演じています。」

寿

「六花の魅力は、どんな状況でも一つの選択肢を提案できる冷静さにあると思います。対照的に体が先に動くマナをうらやましくも思っていて、タイプの違う二人がお互いにどう向上していくのかも、作品の魅力になると思います。」

渕上

「個性的なキャラクターが生み出すキラキラとドキドキ、そしていろんな愛が一つになる瞬間を見ていただきたいです。ありすの魅力は、自覚はないけど(お嬢様ならではの)爆弾発言をするようなので、どんな言動が飛び出すのか楽しみにしてください。」

宮本

「悪いヤツでも頭から否定せず、相手を理解し受け入れる、大人でも難しい『愛ってステキ!』ということを、子どもたちに伝えられるのがこの作品の魅力だと思います。キュアソードは謎めいた存在で言えることが少ないのですが(笑)、みんなとどんな風に友達になっていくのか、私も楽しみにしています。」

Q.最後に愛あるメッセージを!

生天目

「10年間、先輩たちがつないできた絆を、しっかりと結んで
頑張っていきます!」

寿

「毎回、楽しいドキドキを子どもたちに届けていきます。」

渕上

「オーディションの結果を伝えた母から、『昔、アナタもたくさん変身したもんね』と言われ、おもちゃを買ってもらったり映画に連れて行ってもらったり、作品とともに愛があったことを思い出すことができました。私が受けた愛を、今度はお返ししたいと思います。」

宮本

「タイトル通りドキドキ!してます。勇気の象徴として子どもたちが恐れずに進んで生きるよう、ソードとともに頑張ります!」

今作の狙いとみどころについて(制作代表:朝日放送 松下洋幸プロデューサー)

松下

「おかげさまで10作目、歴代プリキュアも30人の大台に乗りました。今作の主人公は、誰かのために何かをしたい献身の固まりで、日々うずうずしている女の子です。純粋な心を持った彼女が30分間めいっぱいドキドキを届けます。
今作のキャラクターは生徒会長やお嬢様といった、子どもたちのあこがれの存在に設定していますが、実はおっちょこちょいだったり失敗したり、普通の子と同じように悩んだりする存在として共感してもらえると思います。これまでの10年で培ってきたものを生かし、この先20年、30年とシリーズを続けられるよう頑張って参ります。」

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