2009年12月21日(月)
小さな村のお楽しみ
北山村は三重県と奈良県の間に位置する和歌山県の「飛び地」。今回は村で唯一の小学校、北山小学校の5,6年生が案内役だ。まずは緑豊かな緩やかな清流、北山川へ。夏にはここで釣りを楽しんだという。川にかかる吊橋を渡るのもスリルがあって面白い。次はみんなが3年前まで通っていたという北山小学校旧校舎。ここは今、自転車の工場になっている。しかも「おもしろ自転車」ばかり。みんなは色々な自転車を試乗して楽しむ。
2009年12月22日(火)
“じゃばら”は村の宝
北山村の特産品は「じゃばら」という、ゆずに似た果物。今日は北山小学校と新宮市立丹鶴小学校のこども達がじゃばらの収穫を体験する。みんなは青空に映える黄色いじゃばらをハサミでパチン、パチンといい音で摘んでいく。じゃばらは「ジュース、ジャム、ワイン…」と、色々なものになるという。この日の給食、鳥肉のから揚げと寒天にも今年しぼりたてのじゃばら果汁が使われている。こども達はじゃばらの風味を味わってコメントする。
2009年12月23日(水)
ケーキ・パイ・クッキー
北山小学校の「じゃばら」を使ったクッキングの授業を紹介。こども達は縦割り班に分かれ、各グループそれぞれのメニューに取り組む。「じゃばらジャムとマーマレード入りのパイ」「じゃばら果汁とリンゴ入りのホイルケーキ」「じゃばらのマーマレードを使ったクッキー」という内容で、どれもじゃばらをおいしく食べられるようみんなで考えたものだ。お菓子作りの一番ワクワクするのは焼きあがる時、そして食べる時。とても楽しい瞬間だ。
2009年12月24日(木)
アイム ハッピー
北山小学校では楽しい取り組みがたくさんあるが、英会話の授業もその一つ。教室からは「ザッツオーケー」「アイムソーリー」と元気な声が聞こえてくる。授業を受けているのは低学年と保育園のこども達だ。英語の先生はナイル・コノリー先生、授業は全て英語。カードや絵本を使ったり、踊ったりと遊びの中に英語が取り入れられたとても楽しい授業だ。コノリー先生は陽気で、こども達も楽しく体全体で英語に接している。
