嘉門達夫
こどもの頃から笑いをとる事が好きだったという嘉門さん。きっかけは小学2年生の時に友達と披露した漫才がウケた事であるという。以来、笑いをとる…それによって自分の居場所ができる…と意識し始めたという。他に、こども達の心をつかむ歌についてや、小学校時代の思い出、今後の目標などが語られる。ギター片手に披露される楽しい歌は聞き逃せない!
嘉門達夫 1959年生まれ、大阪府出身。落語家に弟子入り後、紆余曲折を経てシンガーソングライターとなる。日常の風景や思いを面白く綴った歌で注目を集め、近年はこども達が夢中になる楽しい歌で大ブレイク。“音楽と笑いの融合”で老若男女から親しまれている。
乙武洋匡
いつも明るく元気な乙武さん。生まれつき手足がない事については「不便ではあるが不幸ではない」と断言。そうした自己を肯定する前向きな心は愛情いっぱいに育ててくれた両親のおかげ…と話す。小学生時代は、クラスメートが「乙ちゃんルール」を発案、みんなと一緒にサッカーなどを楽しんだという。他に、いじめと向き合う姿勢、我が子との関わりのなかで大切にしている事などが語られる。
乙武洋匡 1976年生まれ、東京都出身。早稲田大学在学中に自身の体験を綴った「五体不満足」がベストセラーとなる。スポーツライターとして活動後、3年間小学校の先生をつとめ、昨年4月には東京都練馬区に保育園を設立。年間を通じて多数の講演活動を行い、人々の心に勇気を与えている。二児のパパでもある。
月亭八光
こどもの頃と現在の自分を比べると「さして変わりは無い」と話す八光さん。少年時代は勉強は苦手だったが目立つのが好きで、運動会で応援団長を務めるなどムードメーカー的な存在だったという。他に、落語に興味をもったきっかけや、実父である月亭八方に弟子入りしてからのエピソード、お父さんとしての思いなどが明るくざっくばらんに語られる。
月亭八光 1977年生まれ、大阪府出身。落語家。父である月亭八方に弟子入りし、1996年にデビュー。以来、レポーターや舞台など幅広く活動、親しみ感のある人柄で人気を集めている。近年、8月3日には初心者でも落語が楽しめる落語会「はちみつの日」を開催。二児のパパでもある。
伊藤かずえ
小さい頃は体が弱く、家で一人遊びをしている事が多かったが、母親のすすめで劇団に入り習い事も始めた。そうした体験は芝居に役だったが、芝居を好きになったきっかけは演技指導の先生にほめられた事だったという。他に、“役者一筋”と決めたエピソードや我が子との関わり、手芸の楽しさなどが語られ、お手製のグッズも披露される。
伊藤かずえ 神奈川県出身。女優。デビュー以来、数々のテレビドラマや映画で活躍。結婚、出産後は子ども向け番組にも出演、活動の幅を広げている。得技は洋裁。著書の「ママ、これ作って!!」には、初心者でも作れるスクールグッズがたくさんのっている。小学5年生の女の子のママでもある。
さかなクン
目を輝かせて魚や海について話すさかなクン。その原点は、こどもの頃に興味を持ったタコだった。絵を描くのも昔から大好きで、お母さんは好きな事に夢中になっているさかなクンをいつも応援してくれたという。他に、中学校の部活選びでの面白エピソードや、お世話になった方々への感謝の気持ちが込められた絵も披露される。熱心な語り口調からは海や魚、自然を深く愛する心が伝わってくる。
さかなクン 東京都出身。東京海洋大学客員准教授、お魚らいふ・コーディネーター。トレードマークのハコフグの帽子姿で「お魚の魅力」を元気に伝えている。新聞や雑誌のコラム、こども達を中心とした魚や海についての講演など、漁業魚食と環境保全への理解が増すよう全国規模で活動。その独創的な風貌と愛嬌たっぷりの口調で聴く人の心を惹きつけている。
安達祐実
物心がついた時には芸能界に入っていたという安達さん。小さい頃モデルのお仕事をしていた時、上手にポーズを決めてニッコリ笑うと周囲の大人からとても喜ばれたという。仕事に対する姿勢、演技については母や演出家から教えられたが、その時の言葉は今でも心に残っているという。他に、我が子との関わり、将来演じたい役柄などについても語られる。一言一言を丁寧に話す語り口がとても印象的だ。
安達祐実 1981年生まれ、東京都出身。女優。小さい頃からモデル、子役を務め、その演技レベルの高さから天才子役と呼ばれた。現在、一女の母。娘と過ごす時間を大切にしながら女優業を続けている。
いっこく堂
腹話術との出会いは中学2年生の時。その際に強い衝撃を受け「絶対にやりたい」と思ったという。また、小学生の時に先生から言われた一言で傷ついたり自信がついたりした事、人前で表現するのが好きになったきっかけ、腹話術師になるために独学でがんばった事、父親としての思いなども語られる。更には韓国語での腹話術を披露。絶対に見逃せない!
いっこく堂 1963年生まれ、沖縄県出身。腹話術師。劇団で役者としての活動を経験後、独学で腹話術を学ぶ。文化庁芸術祭新人賞、ゴールデンアロー賞新人賞などを受賞し、日本の腹話術師の第一人者となる。その活動は国内のみならず海外にまで及び、外国語での腹話術も成功させている。
赤井英和
親しみ感と情熱あふれるキャラクターで人気を集める赤井さん。こどもの頃は元気でやんちゃな少年だった。中学校では同級生と思い切りケンカし、ぶつかり合い、心を通じ合わせたことも。他に、ボクシングへの思い、子育てについて大切にしてきた事などが熱く語られる。「こどもの良いところを伸ばしてやれば悪いところはかくれる」と話す赤井さんからは優しさがにじみ出る!
赤井英和 1959年生まれ、大阪市出身。俳優。元プロボクサーで、現役時代は12試合連続ノックアウト勝ちという快挙を成し遂げ、「浪速のロッキー」と呼ばれた。現在は俳優・タレントとして幅広く活躍。4月スタートの新番組「みしらん」(毎週土曜午前10時~生放送)では番組司会を務めている。
東儀秀樹
気品あふれる風貌の東儀さん。こどもの頃はお父さんの仕事の関係でタイで過ごし、その暮らしの中には日本では経験できない事がいっぱいだったという。音楽は小さい頃から大好きで、幼稚園時代にはビートルズに憧れていた。他に、5歳の息子さんと楽しく過ごしている様子や宮内庁楽部に入った時のエピソード、雅楽の魅力について語られる。笙の音色を奏でる瞬間は聞き逃せない!
東儀秀樹 1959年生まれ、東京都出身。雅楽師。宮内庁楽部時代は篳篥(ひちりき)を主に琵琶、鼓類、歌、舞、チェロを担当、宮中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演した。現在は国内外での演奏活動をはじめ、CM、テレビドラマ、映画出演、絵本の挿絵など多芸多才な才能を活かした幅広い活動を行っている。
尾木直樹
元気で明るいこどもだったという尾木さん。姉と弟との仲も良く、ケンカはほとんどなかったという。教師時代は学級通信を毎日発行、部数は4000以上にもなるという。その学級通信は教師と生徒は勿論、生徒同士のコミュニケーションにもなっていた。他に、当時の教え子、K君から学んだエピソードや被災地のこども達の姿、子育てについてなどが語られる。心に響くメッセージはどれも聞き逃せない!
尾木直樹 1947年生まれ、滋賀県出身。教育評論家。法政大学教授、早稲田大学大学院客員教授。柔らかなやさしい口調から“尾木ママ”と呼ばれ親しまれている。22年間の教師生活の後、教育評論家に。いじめや教育問題など、こども達を取り巻く環境についての問題提起、執筆、番組出演、講演活動を行っている。二人のお嬢さんの父親で“元祖イクメン”でもある。
渡部陽一
渡部さんのゆっくりとした口調はこどもの頃からだったと言うが、仕事で色々な国を訪れるうちに更にゆっくりと話をするようになったという。そのエピソードや戦場で出会ったこども達の様子、戦場カメラマンになったきっかけ、我が子に伝えていきたい事などが、自身が撮影した写真を交えて語られる。こどもの自然な姿を撮影する時のアドバイスも必見だ。
渡部陽一 静岡県富士市出身、39歳。戦場カメラマン。紛争地域を取材し、メディアを通じてその様子を広く伝え、戦争の悲惨さ、命の大切さを訴えている。低音でゆっくりと柔らかな語り口は独特で、万人を惹きつける。1歳の男の子の父親でもある。
夏川りみ
清らかで透明感のある歌声でリスナー魅了する夏川りみさん。こどもの頃に出場したのど自慢大会では数々の賞を受賞、レコード会社からのスカウトがデビューのきっかけとなった。歌を大切にしている夏川さんは「相手に言葉を一言一言、手渡すように歌っていただけたら」と視聴者にメッセージをおくる。他に、歌の指導をしてくれたお父さんとの思い出、沖縄の海、子育てで大切にしている事などが語られる。
夏川りみ 沖縄県石垣市出身。小さい頃から歌が大好きで、16歳の時に歌手デビュー。2001年リリースの「涙そうそう」が大ヒット、2004年には日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞した。また、2010年8月には第一子となる男の子を出産、翌年3月には生まれてくるこども達に贈ることをコンセプトにしたアルバム「ぬちぐすい みみぐすい」を発売した。お母さん達には是非聞いてもらいたい。
