博多華丸・大吉がただただ食べたい丼か麺を探し回る、街ブラバラエティ『華丸丼と大吉麺』の《大宮編》第3回。飲食店がよりどりみどりの大宮で、少食おじさんたちは大宮名物のナポリタンと生ビールとガブ飲みワイン、「氷川だんご」をたいらげた。腹ごなしに足を延ばした「武蔵一宮氷川神社」で、丼で顔を隠したゲストの松本明子を発見!前回(日光編)の井森美幸に続き、今回もバラエティ界の重鎮だ。
ほどよくお腹が空いているという松本を、華大が飲食店街にエスコートする。大吉が「何が食べたいですか?」とたずねると、松本が「うどん県(香川)出身なので」と、うどんか蕎麦をリクエスト。すでにこのエリアを歩き回った華大は、「うどんは少なくてラーメンが多い」と説明しつつ、3人でとりあえず歩き出す。華丸と大吉に挟まれた松本が、自然に2人と腕を組むと、大吉が「やったー。嬉しいです」とストレートに喜びを表現する。これは、松本が1990年代にレギュラー出演していた大人気バラエティ番組「DAISUKI!」で、中山秀征、飯島直子と3人で街ブラロケをするときの定番スタイルなのだ。華大が「とりあえずサマージャンボいっぱい買ってみる?」と「DAISUKI!」の人気企画に言及するなど、「DAISUKI!」世代の華大はノリノリだ。
当てにしていた新潟長岡ラーメンの店「みずさわ」に到着すると、15時から中休みに入ってしまっていて3人はショックを隠せない。現在時刻は15時06分!諦めきれない松本が、「だめかな」と、店頭のガラス越しに店内を覗き込んで店員さんにアピールするも、もちろん玉砕。大吉に「『なんとか開けてもらおう』みたいなのやめましょう」とたしなめられ、華丸から「交渉の仕方が昭和のバラエティ(笑)」といじられる松本であった。
実はこのロケが行われた4月8日は、華丸と松本の誕生日。誕生日当日に同じ誕生日の人とロケをする機会は、芸歴30余年の華丸にとってもほぼなかったという。お祝いモードになったところで、大吉が真顔で「視聴者の方に申し訳ないですけど、(松本を)腹一杯にさせる訳にはいかないですよ」と主張する。大吉に「このあとあるでしょ。誕生会的な」と言われ、松本は「ないですないです!」と完全否定。松本に「井森さんみたいな、お茶にごして解散はナシでお願いしますよ」と釘を刺され、華丸にも「どっちかっていうと祝ってほしいですよ、あっこさんは。予定があるから軽く済ませましょう(というのは)おかしな考え方!逆に我々2人をお祝いしてくださいよ」と軽く叱られた大吉は、「じゃあ丼いきます…?」とニヤニヤ&渋々歩き出す(笑)。
気を取り直して「丼探し」に切り替えた3人の視界に入ったのは、目星をつけていた親子丼を提供する鳥料理店だ。「気持ち焼き鳥だな。あっこさんの意見も聞かず(笑)」とテンションが上がるバースデーボーイ・華丸と松本は、どんなバースデー丼を選ぶのか?そして松本が語る59歳の抱負とは?