“少食おじさん”の博多華丸・大吉が、あまり知らない街で食べたい丼か麺を探索する、街ブラバラエティ『華丸丼と大吉麺』の〈鎌倉編〉がスタート。鎌倉駅前に設置された「鎌倉市観光案内図」を前に、「馴染みがないねえ~」とつぶやく大吉。神奈川県鎌倉市は海、山、日本遺産の「鶴岡八幡宮」など歴史的な名刹、グルメスポットが並ぶ「小町通り」などを擁する人気の観光地だ。今回は観光スポットが集まる鎌倉駅の東口側ではなく、西口側に広がる通称「裏鎌倉」で丼か麺を捜索する。人が比較的少ないが、地元の人が利用するセンスのいい店が多いこのエリアは、のんびり観光したいおじさんにぴったりらしい。
裏鎌倉の入り口ともいえる「御成通り」を散策開始。全長約300mの商店街にはゆったりした空気が流れていて、華大の2人も自然と「いいねえ~!」「ロケしやすいね」とリラックスした表情に。すると、華丸が「なんか麺があるよ」と店頭の食品サンプルに吸い寄せられる。「俺『あの麺』がいいなー」とショーケースをチェックした華丸が「あ!」と大きな声を出すと、大吉が「なん!でっかい声出して!」と笑いながらたしなめる。華丸が激しく反応したメニューは「かき玉あんかけおうどん」だ。華丸には今回の鎌倉ロケで「(出会ったら)素通りできない」麺があるという。華丸が心に決めた「あの麺」の正体と、熱を込めて語ったその理由とは?
飲食店のラインナップを知るために、ひとまず終点まで歩くことに。クレープ屋さんに反応する華丸に、大吉が「丼か麺で選ぶんよ」とツッコむと、華丸が「そんなこと言い出したらあなたのあの『しいたけ事件』は(なんだったのか)」と口を尖らせる。たしかに大吉は日光でしいたけ串を、箱根ではあわび串を食べていた。
そして2人はあるラーメン屋さんをチェックする。番組開始から数えて5つ目の街になるが、2人はまだ麺の王道ともいえるラーメンを食べていない。福岡への忠誠心から、華丸が、番組最初のラーメンは豚骨でなければいけないという縛りを自らに与えているからだ。店頭で、大吉が「『太麺か細麺かお選びください』」とメニューの説明文を音読すると、華丸が「細っ細っ」と挙手しながら、大吉の目を凝視する。思わず「入ってから(笑)。まだ(この店を)選んでないのに、私に言われましても」と笑い出す大吉だった。この店のスープは魚介×鶏ガラ×豚骨を合わせているので博多への配慮もできている。大吉は「これもう非常に候補地ですよ。私ラーメンは、食べたい。正直言って」と期待を膨らませているようだ。華丸が心に決めた麺と出会ってしまった場合、2人がどちらの麺を選ぶのかが非常に気になるところではある。
道中で見かけたマイクロブタ専門店に後ろ髪を引かれつつ、ヴィーガンの店、鎌倉野菜を使用した塩スパゲッティ、蕎麦屋さんなどをチェック。そして大吉いわく「歴史を感じさせるお食事処」に近寄ったところ、「うなぎ丼」の文字が目に飛び込んできた。これまで番組で食べた丼がすべてうなぎ丼だったため、大吉が「うなぎはやめよう。番組が変わる」と危機感を見せ、華丸も「俺、他番組でもうなぎ食べてるのよ。うなぎから逃げよう」と同調し、2人は大急ぎでその場を立ち去った。
御成通りの終点で、華丸と大吉はそれぞれの「第一印象」(by華丸)を打ち明け合う。ラーメン推しの大吉に、特に推しのいない華丸は反対はしないが、「ライバルがほしい」と言い出した。このまますんなりと決まってしまっては面白くない、ライバルと迷った上でラーメンに決めたいというドラマ性を求める華丸の意向により、もう少し道をぶらつくことに。
すると2人は鎌倉名物「しらす丼」のお店を発見!強力なライバル出現か!?そして2人は、番組史上最速のわずか40分でメニューを決定。マイクロ豚とたわむれるおじさん2人の姿にもご注目ください。