少食おじさんの博多華丸・大吉が、ただただ食べたい丼か麺を探す街ブラ番組。〈浅草編〉の第2回は、華大の2人が町中華の老舗「あさひ」さんで、麺に向き合う場面からスタートした。
2人がシェアしているのは看板メニューの「しょうがそば」と、単品メニューの「にんにくの芽と豚肉のうまに」だ。「うまっ!」と夢中で食べながら、華丸が「ビール2、ハイボール1いけるあと。本当は」と願いを口にする。だが、お店の外には行列ができているため、残念ながらそれは叶わない。そして、甘めでトロトロのうま煮の餡を、「コンビ仲や夫婦仲がギクシャクした人たちに、ぜひここの餡をかけてあげたい。それくらい包みこむ」と華丸が絶賛!大吉も皿を手に持ち、餡を一滴も残すまいと箸を動かす。また、しょうがそばに「パクチー」(200円)をトッピングしたり、余ったスープにお酢を入れて“味変”するなど、美味しいものをより美味しく楽しみたいという、華丸の“食”への探究心が爆発した。
人一倍代謝のいい華丸はしょうが効果で大量発汗、着ていたシャツがびしょびしょに。この日の華丸のシャツは奇しくも生姜色。大吉に「おろししょうがなのよ(笑)」と笑われ、赤いシャツに着替えてロケを再開。時刻はまだ12時10分。もちろんお腹が満たされている状態で、次なる丼麺を求めて歩き出した華大が、「世界で一番濃い」というキャッチコピーがつけられた抹茶ジェラートの看板に目を止める。お茶問屋「壽々喜園(すずきえん)」さんのジェラートは7段階の濃さから選べるとのことで、ロケでは一番濃い味を選ぶのが定石だ。だが、華丸が「悪いけど『中間よりやや濃い』が好き」と自分の好みをアピールしたため、大吉が「私、世界一濃いのいきます」と役割を果たす。1キロ15万円の最高級抹茶を使用しているその濃厚さに、福岡で数々の抹茶ジェラートを食してきた華大も目を丸くする。一方の華丸は悩んだ挙句、想定の斜め上をいく商品を注文。大吉は自由気ままな相方に絶句し苦笑する。
この日は台風の影響で風が強く、2人の髪型が乱れ気味。そのせいで、このお店ではいつもと違う分け目になった大吉の、イケオジっぷりもお見逃しなく。
通称〈奥浅草〉の東側を目指して歩く2人は、「居ZACK」(イザック=居酒屋+スナック)の看板を見てくすくすと楽しそうに笑い合う。そして華丸が、19年前の「R-1グランプリ」で優勝した伝説のネタ「アタックチャンス」にかけた、渾身の「イザックチャンス」を披露する。実はこの日、「あさひ」さんでも「壽々喜園」さんでもダジャレが全くウケなかった華丸。ここで爆笑を巻き起こすことはできるのか!?