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過去の放送内容

2025921(日)放送

少食おじさんの博多華丸・大吉が、ただただ食べたい丼か麺を探す街ブラ番組。酷暑のロケに疲労モードのおじさんたちは、涼と丼麺を求めて東北へ。

最初の目的地は、伝説の朝ドラ「あまちゃん」の舞台になった岩手県久慈市だ。あれから12年が経った今でも多くの「あまちゃん」ファンが訪れるが、何を隠そう華丸もその1人。ところが、主人公の口癖を刻んだ「じぇじぇじぇ発祥の地石碑」の前で収録したオープニングで、「これ(石碑)に関しては何の思い入れもない」と言い出した。大吉は「しょっちゅう『じぇじぇじぇ』言うとったのに」と驚くが、華丸はドラマに出てきていないものには興味がないと、ある意味でガチのあまちゃんオタクのプライドを見せた。ちなみに「じぇ」は、久慈市小袖地区の方言で、驚いたときに発する感嘆詞だ。

華大の2人はドラマの聖地・小袖漁港を歩き出す。華丸は、ドラマに登場する風景に出会うたびに、その場面に登場するキャラクターの役名やあだ名を言いながら、1人で再現して大盛り上がりだ。大吉はそこまで詳しくないため、相槌を打つのがやっとの様子。

“北限の海女”による素潜りのウニ漁で知られる小袖漁港。華大が作業中の海女さん2人に声をかけると、海女さんが「びっくり!」とリアクション。華丸はすかさず「じぇじぇじぇでしょ」と指導を入れる(笑)。今からまた海に潜るというお2人のウニ漁を、華大は大勢の観光客の皆さんと一緒に見学し、獲れたての生ウニをいただいた。

移動した華大は、三陸鉄道の久慈駅前でロケを再開。華丸は「どこまであの頃が残っているのか」と、「あまちゃん」ファンとして期待と不安がないまぜになった面持ちで、駅の中へと入っていく。“うに弁当”や麺類を販売するスタンド「三陸リアス亭」に、たくさん飾られている有名人のサイン色紙を見て、華丸が「ここに入りたいなあ」と大声でアピールし、「もうね、(飾る)スペースがないから(苦笑)」となだめる大吉。

華大は「三陸リアス亭」では麺を食べずに、駅から出て、ようやく丼麺探しを開始した。「あまちゃん」に出てきた「まめぶ汁」や海鮮丼を提供するレストランを発見するが、まさかの満席。この日はお盆時期だからか、久慈は観光客で大賑わいなのだ。待機リストにも名前がびっしり書かれていて、華大は途方に暮れる。実は今回の東北ロケは県をまたぐ大移動&やや過密スケジュールのため、彼らには時間がない。

「あまちゃん」ゆかりの地を訪問できて大満足の華丸に対し、お腹が空いている大吉が、「そりゃないよ~(苦笑)」と珍しくスタッフに不満を漏らす。番組初の“ノー丼麺”回となる可能性に焦る華大。2人は久慈の地で、丼か麺にありつけるのか? 

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