


少食おじさんの博多華丸・大吉が、ただただ食べたい丼か麺を探す街ブラ番組。番組初となる東北ロケの第2回は、岩手県久慈市から北上し、青森県八戸へ。「八戸のものならなんでも揃う」「食のテーマパーク」と言われる巨大市場「八食センター」で、華大が丼麺探しをスタート!
全長170mにおよそ70店舗が軒を連ねる八食センター。いつもの華大であれば、隅々までチェックしてから丼麺を決定するはず。だが、八戸は日本有数の港町で、イカの水揚げ量が日本一。そしてこの日の華大は、2人で1杯のめかぶそばを分け合っただけなので、猛烈にお腹が空いている。というわけで、華大は海鮮ゾーンに直行し、自分好みの海鮮丼が作れる「のっけ丼」で人気の鮮魚店を訪れた。
店頭に並ぶお刺身を見て、「ちっちゃい皿に入った量がちょうどいい。丼マンションの住人を、こっちが選ぶ。イカさん入居よ」と、華丸の声が弾んでいる。大吉も「魚が違うね。東京や福岡とね」と、天然ホヤや縞ホッケの迫力に興味津々だ。刺身のセレクトを任された華丸が、珍しく迷うことなく完成させた丼マンションの仕上がりと、少食おじさんたちが丼をかき込むレアな姿をお見逃しなく。
お腹を満たしてようやく落ち着いた華大が、あらためて八食センター内を歩き始める。買った魚介類をその場で炭火焼きにできるBBQ施設などもあるが、2人が足を止めたのは、お酒のおつまみが並ぶお店だ。「甘エビの塩辛」はもちろん、2番人気の「巻貝キムチ」を試食すると、大吉が「うまい(笑)」と思わず笑い出し、華丸は「美味しいねえ。どうしてくれるんですかこれ」と降参状態だ。接客してくれた店員さんがあまりにもおすすめ上手で、大吉が「プレゼン能力がすごい」「通販番組からスカウト来ますよ」と太鼓判!華丸も「カメラがなかったら4個は買ってた」と共感する。
再び歩き出した2人は瓶詰の海鮮つまみが整然と並ぶお店で足を止め、「すっごい品揃え!TAMIYAのプラカラー!」(華丸)と大興奮だ。2本を厳選し、大吉がお会計をしていると、華丸が「おまたてしました バクライあります」という手書きのポップに気づいてしまう。店員さん曰く「おまたて」は方言とのこと。そして「バクライ」についての説明を聞いた大吉は、「青森一の酒飲みが作りました?」「バケモンみたいな酒飲みが(八戸には)隠れている」と驚きを隠さない。未知のおつまみ「バクライ」ももちろん購入し、イートインスペースで食べ比べをすることに。
「すごいラインナップ。すごいセットリスト。どれからいく?どの曲から聞いてもフェスは盛り上がる」と華丸が確信する3本を、生ビールで喉を濡らしてから味わっていく。酒のアテにはうるさい華大の、止まらない食レポをご堪能ください。