


バカリズムをゲストに迎え、熱海へ。華大がビール、お酒を飲めないバカリズムが緑茶を片手にツボダイの干物をいただいていると、大吉が「謎が解けた。40歳超えてネタがんがん書いてる芸人 酒飲めない説」と持論を語り出す。「爆笑問題の太田さん、ロバートの秋山くん」と名前を列挙してから無言でバカリズムを指し示し、ため息をつく大吉を、華丸が「どんな言い訳なん!おい!博多大吉殿!(コンビの)頭脳!しっかりしろよ!」と叱咤する。バカリズムが「ネタ書いてるじゃないですか」とフォローすると、首を左右に振りながら「書けて2本。年に2本」と新作の少なさを苦しそうに告白する。華丸がすかさず「2本もないよ最近は!」と厳しい指摘を入れたタイミングで、お店からのサービス「イカの口」が運ばれてきた。おかげで大吉は、相方の追求からするりと逃れることに成功した。イカの口の歯応えに感動していると、突然「さらば(青春の光)の森田だ。ノンアルです。酒飲めないネタ書くやつ」と華丸が話題を蒸し返す。そこから展開する未公開トークでは、大吉の作るネタとお酒の関係、バカリズムがノンアルでも「打ち上げが好き」で「最後までいる」という意外な一面、大吉が「めっちゃ意外!」と驚くバカリズムの所属事務所の大物芸人のエピソードなどで盛り上がる。大吉が「こんなお笑いの話ばっかりして大丈夫?」とスタッフに確認するほど濃密なトークを、特にお笑い好きはお見逃しなく。
中華料理店「大一楼」さんで、華大が飲んでいた紹興酒を自ら味見するというレアな行動に出るバカリズム。そこから再び「芸人と酒」の話題になり、大吉が「震え上がった」という、大物芸人のエピソードを披露する。また、焼きトンカツの「零(しずく)」さんでは、バカリズムの親が食堂を営んでいたという話から家事の話題に。一人暮らしの頃から結婚した現在に至るまで「料理を全くやらない」というバカリズムのある言い分に、華丸が自戒を込めて「九州男児の言い訳」と指摘する。「NHKでそんなこと言ったら大変よ」「7年間の『あさイチ』でこてんぱんにやられました」と嘆く華大に、バカリズムが放った一言には、誰もが納得するはずだ。
番組の後半では華丸・大吉が「あまちゃん」の舞台、岩手・久慈へ。華丸の「あまちゃん」愛をたっぷりお届け。「小袖海女センター」に入館し、そこに展示されていたドラマゆかりのアイテムに華丸が「ああ!!」と大興奮!「じぇじぇじぇの石碑よりこっちです」と言いながら、大吉に私物のスマホを渡して記念写真を撮影させる。そして展望スペースからドラマのオープニングで主人公が走っていた堤防を見渡した感想はーー?終始興奮気味の華丸と、反比例するかのように苦笑する大吉のコントラストも見どころです。