江戸の町で謎の自爆事件が発生!犯人は焙烙玉と呼ばれる爆弾の一種を担ぎ、遊郭に飛び込んできます。なんと、その場に運悪く居合わせてしまったのが、瓦屋の陣八郎でした。この緊急事態に、どうする、陣八郎!?
今回のみどころは、なんといっても、奥田瑛二さん演じる壬生の幻楼です。鋭い眼光と全身から発するオーラからして、只者ではありません。それもそのはず、着物の袖からのぞく刺青は、江戸時代の前科者の証。この男の正体やいかに?
只者とは思えぬ幻楼ですが、その屋敷にも異様な雰囲気が漂います。幻楼に付き従う少年少女たちの姿。子どもたちを束ねる妖しい青年・雀蓮。さらに、大量の焙烙玉と武器の数々。果たして幻楼の目的とは?
本町奉行所に、松尾諭さん演じる同心・住之江彦左衛門が新たに登場します。小五郎とどんなコンビを見せてくれるのでしょうか?また、生瀬勝久さん演じる与力・増村倫太郎との掛け合いにもご注目ください。
毎回、意外なシーンで思わぬゲストが登場する「必殺仕事人」シリーズですが、今回も星田英利さん、安田大サーカスのHIROさん、ダンディ坂野さんが登場します。どんな役柄かは、本編を見てのお楽しみ。みなさんも、写真をご覧になって想像してみてください。
今回のゲスト出演者・黒木瞳さんが演じるのは、恵まれない子どもたちを集め、無償で読み書きを教える女性・すずらん。自爆事件で子どもたちを守ろうと体を張る姿は、まさに教育者の鑑です。しかし、そんな彼女にも何やら深い事情があるようですが……。
三番筋で「仕事」を請けるのはお菊の役目。ところが、なんと「仕事」の現場に依頼人本人が現れ、自分でかたきを討とうとする異常事態が発生します。しかも、リュウは「仕事」の帰りに行方知れずとなってしまう始末。さすがのお菊も今回ばかりはお手上げ?
ご存知のとおり、卒塔婆は故人を供養するために立てるもの。ところが、この卒塔婆をよく見ると、なんと「涼次」と「リュウ」の名前が!そして、死装束を思わせる白の着物に、涼次が描く髑髏。いったい涼次とリュウに何が!?
物語に華を添える若手女優のゲスト出演も、「必殺仕事人」の楽しみのひとつ。今回、幻楼の屋敷に暮らす少女・おりんを演じるのは、清原果耶さん。可憐な着物姿をお見逃しなく!
番屋とは、江戸時代の交番のような場所。「只今、みまはり中」の看板があるにもかかわらず、かたわらにはメザシが焼かれています。番屋にメザシとくれば、シリーズをご覧になってきた方なら、気になるところですが……。