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2010年1月~2012年12月の放送内容です。2013年1月以降の番組情報はこちらから

たけしの健康エンターテイメント! みんなの家庭の医学 毎週火曜よる8時

紫外線がもたらす意外な病スペシャル

番組放送日:2010年07月20日

紫外線の影響で!?手術を余儀なくされる【ある病】

あなたも身体のある部分を無防備にしていませんか? 

名医に聞く!肌を紫外線から効果的に防ぐ方法

名医おすすめ!すぐにデキる紫外線対策法をご紹介!! 

 

紫外線の影響で!?手術を余儀なくされる【ある病】

紫外線の影響で!?手術を余儀なくされる【ある病】

<実際の症例>
S・Kさん(53歳・女性)は21歳で結婚した当初より、自宅で家庭菜園を楽しむ日々を送っていました。しかし、40代半ばに差し掛かった頃、あることが気になり始めたS・Kさん。それは「お肌のこと」です。このまま紫外線を浴び続けていては、シミやシワが増える。でも、家庭菜園はやめたくない。そこで、肌を守る為にこんな紫外線対策をすることに。それまで日中に行っていた農作業を、日差しの弱い午前中、2時間だけにし、長袖に帽子という格好で、肌を完全防御しました。さらに、数年前から始めたウォーキングも日中は避け、日が傾き始める夕方に行うようにしたのです。この時も必ず帽子を被り、薄手の長袖を着て、紫外線対策は怠りません。こうして紫外線には細心の注意を払っていたS・Kさん。しかし、この時、彼女は気づいていませんでした。身体のある所だけは全く無防備だったという事を。それは、紫外線対策を始めて6年後のこと。S・Kさんは数年ぶりに再会した友人から目の充血を指摘されたのです。鏡で確認すると、確かに目頭の近くが部分的に赤くなっていました。でも、この時は「疲れのせい」と特に気にしませんでした。ところが、その後、黒目のあたりに、小さな白い塊のようなものを発見。しかし、この時も「痛くも痒くもないし」と、そのまま放っておいたS・Kさん。さらには、その1年後、たびたび文字がぼやけて見えるように。でも、これも「とうとう老眼か」と勝手に解釈。病気を疑うことはありませんでした。そしてついに数ヵ月後、決定的な事態に襲われます。S・Kさんの目の中の白い塊が、ずいぶん大きくなっていたのです。


<症状>

(1)目の充血
(2)黒目の中に白い塊
(3)文字がぼやける
(4)白い塊が大きくなってきた


<病名>翼状片
翼状片とは、目の角膜の部分が炎症を起こし、異常に増殖してしまい、黒目にまで白目が侵入してくる病。主に、充血や、乱視、ドライアイなどの症状をともない、放置しておくと、徐々に白目の角膜の増殖が大きくなり、視力の低下を招いたり、最悪の場合、失明の恐れもある。その大きな原因といわれるのが紫外線。現在、翼状片は50代以上のおよそ20人に1人が患っていると言われ、紫外線の強い沖縄などでは、40代以上のおよそ30%がかかっていると推測されている。さらに近年、紫外線は翼状片だけでなく、白内障のリスクにもなると示唆されている。


一体、紫外線は目にどんな影響を及ぼすのか?
目が紫外線を浴びると、角膜の細胞の一部に細胞を破壊する活性酸素が発生。それが原因で、角膜に炎症が起きます。通常は、それを修復する機能が働き、元に戻るのですが、長い間紫外線を浴びるなど、目への刺激が続くと、修復が追い付かず炎症が慢性化。詳しいメカニズムはまだ分かっていませんが、その結果、炎症を起こした細胞の性質が変化し、黒目の方へ徐々に移動。黒目に白目の部分が覆いかぶさるようになってしまうのです。こうなると完治するには、手術しかありません。


紫外線対策をしていたのになぜ翼状片に?
S・Kさんは、帽子などで極力、紫外線を防御していたはず。それなのに何故、翼状片を発症してしまったのでしょうか。実は、大きな間違いを2つ犯していました。


間違い【1】・・・屋外に出る時間
研究によると、紫外線が一日の内で最も多く降り注ぐのは、太陽高度が高い、午前10時から午後2時の時間帯。しかし、目に入ってくる紫外線の量は朝や夕方の方が多い。

 

  これは、太陽高度が高い午前10時から午後2時は、頭上に太陽があるため、直射日光は、あまり目に入ってきません。しかし、朝や夕方は、視線の延長線上に太陽が位置することになります。そのため、直射日光が目に入りやすくなり、紫外線が直接角膜をいためつけてしまうのです。S・Kさんが紫外線対策のために外に出ていた時間は、目にとっては最悪の時間帯でした。


間違い【2】・・・帽子
S・Kさんのかぶっていた帽子は、つばの短いチューリップ帽。つばの長い帽子であれば、日陰の部分が多くなり、紫外線は目に入りにくくなります。しかし、短いものだと、正面からの紫外線はおろか、頭上からの紫外線も目に入ってきやすいのです。

 

 

名医に聞く!肌を紫外線から効果的に防ぐ方法

名医に聞く!肌を紫外線から効果的に防ぐ方法

私たちの身体に様々な影響を及ぼす紫外線。紫外線から正しく肌を守るには、どうしたら良いのか?皮膚科の名医である市橋正光先生(神戸大学 名誉教授)に対策法をお聞きしました。


<効果的に肌を紫外線から守るポイント>


■紫外線を最も通さない素材はどれ?
①絹  ②綿  ③ポリエステル  ④ナイロン

⇒③ポリエステル

ポリエステルは紫外線を吸収する性質を持っている。紫外線を吸収して、殆ど温度を感じないくらいの弱い熱に変えて吸収するため、服の生地にした場合、肌にまで届きにくい。一方、夏の服の生地によく使われる綿は、ポリエステルの倍くらい紫外線を通してしまうので、ものによっては、服を着ているのに肌が紫外線で焼けてしまうことも!



■紫外線を最も通さない「服の色」は何色?

⇒「黒」

黒い服は、紫外線を吸収するため、紫外線を通さないで、肌を守ってくれます。しかし、熱の源である赤外線も吸収してしまうので、夏場に黒い服を着ていると、その熱で、熱中症などの病を引き起こしかねないので注意が必要です。

「名医が教える!紫外線対策法」

   

夏は、冬場に比べておよそ5倍の紫外線が降り注いでいるとも言われています。
紫外線を浴びると、日焼けのほか、シミ、シワや皮膚がんなどを引き起こしたり、
目に影響をおよぼすことも。
正しい紫外線対策法を知って、紫外線から身体を守りましょう


携帯・スマホサイトでは、意外と知らない「正しい紫外線対策法」をご紹介しています。


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