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2010年1月~2012年12月の放送内容です。2013年1月以降の番組情報はこちらから

たけしの健康エンターテイメント! みんなの家庭の医学 毎週火曜よる8時

治らない便秘の正体が明らかに!
名医の <お通じの悩み> 一挙解決スペシャル

番組放送日:2011年04月19日

【治らない便秘の正体】…そのキーワードは「コブ」?

ある生活習慣が原因で、便秘が悪化…手術という最悪のケースに!? 

【すべて教えます!】名医の便秘改善プロジェクト

頑固な便秘に悩まされ続けた、ある女性タレントが「便秘改善プロジェクト」に挑戦! 

 

【治らない便秘の正体】…そのキーワードは「コブ」?

【治らない便秘の正体】…そのキーワードは「コブ」?

S・Kさん(64歳・女性)は、今から32年前に3人目の子供を出産し、子育てと仕事を掛け持ちすることに。そんな矢先、それまで支障のなかった「お通じ」にある異変が。そう、便秘になってしまったのです。
そこで、お通じによいと言われるヨーグルトや野菜をしっかり摂り、市販の便秘薬も服用するなどあらゆる手で対応するも、どれも効果があがりません。そんな彼女がたどり着いた「便秘対策」は、真夜中のトイレタイム。便意が来るまでトイレにこもり、便意が訪れると思いっきりお腹に力を入れてしぼり出す。彼女は毎晩、この生活を続けました。
それから8年。彼女の便秘は次の段階へと進んでしまう。いつものようにいきんで排便すると、出たのはボールペンサイズの細い便が1本だけ。しかも、お腹の中にまだ便が残っているような不快感。お腹の張りも、1日中S・Kさんを悩ませるようになりました。
さらに22年後、トイレでいきんだ次の瞬間、お腹の中の硬いスリコギ棒が肛門を押し潰すような激痛が。30分痛みに耐えて、ようやく出たのはたった5センチという短さのお箸程度の細い便が1本だけ。ようやく病を実感し始め、消化器科を受診。様々な検査を受けるも、あの激痛の原因はどこにも見つかりません。そして、トイレでの激痛から1年半後。彼女と同じ異変を紹介した医学番組を見たことからすぐにインターネットで該当する病院を探し、ついに便秘の正体が明らかになるのです。

病名:直腸瘤
なんらかの原因によって直腸と膣の間にある壁が弱体化。排便するたび直腸に溜まっていた便が、その壁を膣の方に押し出し、コブのような膨らみを作って排便し難くなる病。
主な原因は加齢や出産の繰り返しなど。こうしたことで、直腸と膣の間の壁は、徐々に弱まっていく。そんな状態の人が排便時にいきむと、直腸瘤になりやすくなるという。

腸の壁が弱くなった人がお腹に力を入れていきむと、直腸に溜まった便が、その弱くなった壁を強く押し出します。すると、壁は耐え切れず、大きくたわむことに。この時、出現するのが「コブ」。このコブこそが、直腸瘤の正体なのです。この「コブ」が拡大すると、いくら強くいきんでも、力は膣と肛門の両方に分散。便を肛門から押し出す力が弱くなるため、少ししか出すことができなくなります。その結果起きるのが、極端に細い便しか出なくなるという異変。S・Kさんの便がボールペンほどの細さになったのはこのためだったのです。

病院では、なぜ病が発見されなかったのか?
実はこれこそ「直腸瘤」最大の落とし穴。いきむ前は、コブはどこにも見当たらないのですが、いきんだ瞬間、直腸の壁が膨らみ、コブが出現するのです。つまり、直腸瘤ができるのは、いきんだ時だけ。いきんだ瞬間をレントゲンで動画として捕らえない限り、発見が難しいのです。だからこそ、S・Kさんのように普通の便秘と思い込んだまま、何十年にもわたって苦しみ続ける人が後を絶たないのです。普段から便秘がちな方は、「コブ」が出来る前に間違った便秘対策を改め、適切な治療を受けることが大切です。

【すべて教えます!】名医の便秘改善プロジェクト

【すべて教えます!】名医の便秘改善プロジェクト

東京・御茶ノ水にある順天堂医院。小林先生(順天堂大学医学部 教授)は、この病院の便秘外来でこれまでに1万人以上の患者さんを診察してきました。一体、どんな治療法が行われているのでしょうか?
長年便秘に悩まされているお二人にご協力頂き、治療に密着しました。

松本明子さん(45歳・女性) タレント

便秘歴:38年(幼い時からの筋金入りの便秘体質)
運動:週1回(1時間程度のウォーキング)
排便:週に1回で、1ヶ月に4回ぐらい


S・Kさん(33歳・女性) 専業主婦

便秘歴:13年(20歳の時のダイエットがきっかけ)
運動:子供と公園で遊ぶ程度
排便:週2・3回

【便秘外来の診察】 ①問診
便秘の状態・食事内容・対処法などを、じっくり丁寧に聞き出していく。

【便秘外来の診察】 ②レントゲン撮影
現在、便がどのくらい腸に詰まっているかを調べる。

【便秘外来の診察】 ③診断、アドバイス

 

この時点で4日間出ていないという
S・Kさんのレントゲン写真。

左側の上行結腸と、右側の下行結腸、肛門近くの直腸の計3ヵ所に便が溜まっていました。これは、便秘の人によく見られる症状。S・Kさんの場合、直腸に溜まった便が邪魔をして、便が出にくい状態になっていました。これに対する小林先生のアドバイスは、「食事を3食食べること」。心配していたほど重い便秘でないと教えてもらい、ほっと表情が和らぎました。

 

 

この時点で10日間出ていないという
松本さんのレントゲン写真。

赤い線で囲んだ部分は、全て便。大腸に便がみっしり詰まっていたのです。松本さんの場合、腸のぜん動運動が非常に悪く、便が腸全体に溜まっている状態であったため、出にくくなっていたのです。


診察後、それぞれ処方された薬を受け取りました。S・Kさんは、便を柔らかくして出しやすくする薬と、腸内環境を整える薬の2種類。松本さんは、S・Kさんに処方された薬に加えて、腸の動きを活性化させる薬の3種類が渡されました。



便秘解消プロジェクトで、腸の中の便はどのように変化したのか?

松本さん

【プロジェクト1日目】
先生にアドバイスされたツイスト運動を試しま
す。昼食は、いつもより食物繊維を多めにしてヘルシーに仕上げ、食後に処方された薬を飲みます。家の掃除をしておよそ1時間後、なんと10日間全く出ていなかった便が出たとのこと。幸先のよいスタートです。

【プロジェクト5日目】
朝はウォーキングを行い、昼食は発酵食品尽く
し。発酵食品には善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。そんな努力の甲斐あってか、この日も朝、排便があったといいます。

【プロジェクト14日目】
愛犬と一緒にウォーキング。毎日の運動がすっかり習慣になったようです。そして、食生活にも嬉しい変化が。いっぱい出るようになって以来、たくさん食べられるようになり、おまけに食べても体重が増えなくなったとも。

S・Kさん

【プロジェクト1~5日目】
実は、薬を飲み始めて2日間連続でお通じがあったそう。しかし、水っぽく、形になっていなかったため、理想的な排便といえるものではありませんでした。それでも「便秘外来」で何も強制されなかったので、あくまでもリラックス。昼食後に処方された薬を飲み、ツイスト運動を行いました。しかし、結局この日のお通じはゼロ。5日が経過し、S・Kさんが排便できたのは、水っぽいものが出た2日目と3日目という状況です。

【プロジェクト7日目~8日目】
あまり芳しくない状況のS・Kさん。朝起きたら腸を動かすため、水を一杯飲みますが、7日目だというのに形ある排便ができていません。それでも言いつけを守って処方薬を飲み、家事の合間にツイスト運動を行い、焦りすぎないよう心がけます。そして、晩ご飯。さんまやきんぴらに加え、発酵食品のキムチをおかずに加え、食後に薬を飲みました。すると翌朝、プロジェクト8日目でようやく形ある便を出すことに成功しました。


ペースは違いましたが、二人とも、最後の4日間は毎日出ていました。そして最終日。

 

  S・Kさんの結果は、なんと直腸にあった便の塊が
一気に縮小し、ほとんど見当たらなくなっています。

 

  松本さんの結果は、20日前と比べて便の量が
大幅に減っています。38年来の便秘が治ったのです。

 


こうして、二人は見事小林先生の指導により、便秘を改善することができました。 

 


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